Astechno の hikokiphoto

飛行機写真を主に旅行関連の情報などを掲載しています。

春の観光シーズン近し! 旅に出かけよう‼️

まだ2月だが今年の春の観光シーズンは盛り上がりが期待できる。既に大学生は春休みに入っているところが多く、長期で旅行する人が増えていると思う。加えてインバウンドも好調な様子で有名観光地にホテルは稼働率も上がっているだろう。

例年よりも暖冬気味だった今年、このままだと桜の開花も3月中旬頃になるのでは!

早咲きの桜 2023年3月撮影

それにしても気になるのが以前も取り上げた日本からの海外旅行客の動向。このところ各地の空港で出国のためのチェックイン、保安検査にかなりの時間を要す原因がほぼインバウンド客の多さであり、日本人があまりに少ないことは大変寂しいもの。 日本人の海外旅行離れの理由としてある円安、航空券代高騰、訪問先(特に欧米)での物価高、は依然として残っているのが現状でこの春シーズンもやはり日本人の海外旅行者数は低調が予想される。大学生が卒業前の旅行で海外へ行くというのは最近では少数になっているのだろうか?だとすると大変に嘆かわしいと感じる。

やっぱりどんな形であれ海外へ行く、それも若い間に、ことはちっぽけな島国日本に住んでいる我々にとってはすごく重要な経験になると確信しているからだ。 社会人になれば仕事で海外に行く割合は低いこともあり、できれば就職する前のこのタイミングがベストだと思う。自分は借金(ローンを組んで)して2週間欧州旅行をしたが、やっぱりその時の記憶は今でも鮮明に残っている。

LCCを使えば多少面倒なことはあれどコストを抑えて海外旅行ができる

航空券が高いのは事実だが、この数年、海外のLCCもかなり乗り入れており、乗り継ぎ時間などで面倒ではあるが、航空券代を安くすることは可能。特に東南アジアだと選択肢が多くうまく選ぶことで複数の国を回ることもできる。 確かにコトバができないと、など変な不安を持つ人もいるが、正直、日本に来る海外の人も日本語はもちろん、英語も拙い人も多く、それでも全然気にしていないところはある意味見習うべきかと。 

今はスマホとネット接続さえ確保できれば便利な翻訳ツールや地図も見れるので行き先への不安感はかなり解消されるはず。 40年前だと考えられない(⇨こういう年寄りがいると嫌われる)

プーケットの青い空と海

もちろん、海外が全てではなく日本国内も津々浦々素晴らしい場所はいっぱいあり、時間と費用が許せばできる限り回ってみたいもの。コロナで数年間制限を受けていたことを考えるとどこでも気軽に行けることのありがたさを享受しなければ損。

 

以上、年寄りの独り言でしたぁ。

 

京都、哲学の道

琵琶湖疏水の夜桜

 

 

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流し撮りを極めたい!?。

毎度掲載している流し撮りのコレクション。

いつもの通り大阪空港周辺の撮影スポットにて📸

 

前半分をアップにして迫力を強調。 後ろに映るエンブラエル機が「流し」をアシスト

流しているかわかり辛いがバックのビルで何んとか認識可能

こちらも流し具合が不明だがよく見てもらうとそれなりに。。。

冬場は地面に緑がなく、しかも曇っていると背景が流れているのをうまく映せないのが難点。特にJAL機の場合は機体が白色なので空と同化してしまいそうになるので、空の色をできるだけ浮かせて機体との区別をつけたい。

プロペラ機はプロペラを止めないようにするべく元からSSは下げて撮る

機体が長いA321は全域で止めるのは極めて困難。

航空写真の流し撮りは機体の長さがあるので基本コクピット付近を止めることが原則。R6Mark2の被写体追従のAFを使うとちょうどコクピット付近を追ってくれるので流し撮りするには都合が良い。

 

IBEXのCRJ700くらいの機体長さが流し撮りには適しているように思う

やや控えめの流し撮り。背景を完全に止めるよりも動きのある写真になる。

被写体や場面によっては背景もピッタリ止めたいこともあるが、動き物である飛行機もその躍動感を表現するには背景も少し流した方が写真に迫力が出る。

リバーススラストが開き始めた着陸直後のB777

メカシャッターで秒間12コマ撮影できるR6Mark2だが、1回のショットでピントが合う確率は5枚〜7枚に1枚程度でSSを下げるとその確率はもっと落ちる。こればかりはいくら最新のミラレス一眼でも確率を上げるにはひたすら練習あるのみ。 やたらめったらシャッターを切り続けてもバッファで詰まってしまうばかりか大量のNGデータを産んでしまい編集時が大変。

将来流し撮りが簡単にできるモードを搭載した機種が出るだろうか。。。

 

 

モノクロ写真で。

最近写真編集時に彩度を落としてモノクロに仕上げるのに少々ハマっている。この雰囲気が意外と新鮮で、モノクロの中で階調とコントラストで色を想像させる事ができるのも面白く感じる。 普通の飛行機写真がまだまだなのに応用を極めるのも少々横着だが、たまには変化球を投げさせてもらうことに。

 

JAL機の赤い部分を浮かせてみた

こちらはAIRFRANCE とFEDEX機の赤を強調

時には赤色だけを浮き出してアクセントにするなど、写真というよりは絵画的な要素も入れた画像作りもできる。

 

 

コクピットの乗員がくっきり見える

 

機体の陰影と路面に反射する光と影で色がなくても色をイメージできる

 

モノクロにすると昭和レトロな雰囲気が出る

編集ソフトのお陰で同じデータから様々な絵を作り出すことが出来る。単純にレタッチではなくアレンジを楽しんで、リアリティとは違う追求も取り組みたい。

初めて利用するジェットスター

今回東京出張撮影の帰路は成田空港から初めてジェットスターを利用した。

成田空港に関しては基本的に国際線を利用することでもない限り、空港や飛行機を利用する機会はほとんどなく、今回は“敢えて“帰路を成田発の便にしたというもの。幸い今回利用したジェットスターの料金は受託荷物なしだったので8000円程度のため、都内からの鉄道移動、および関空からの鉄道移動の費用を入れても、新幹線の料金、約14,000円よりも少し安い状況。

専用のサテライトから見る機体。

成田から関空へはLCCとしてPeachを利用する事も考えられるが、今回の成田ー関空においてはあのプライオリティーパス(PP)を利用して実質無料で食事をするつもりであったので、それには成田空港T3を利用する航空会社で関空ではT1を利用する航空会社である必要があるため、Peachは両方とも外れる一方、ジェットスターは両方ともOKだった。

 

ジェットスターもオンラインチェックインができるが、なぜか搭乗券のQRが取得できない状況だった。そこでカウンター付近にいたスタッフに確認をお願いすると、アッサリ、「はい、たまにそのようなことが発生しますので、紙にプリントした搭乗券を発行します。」と言って手持ちの印刷機で搭乗券を出してくれた。クレジットカードのレシートスリップのようなものだったがQRコードもしっかり印刷されていた。理由は不明だが、ANAJALではこのような経験がないので疑問が残るが、これで無事搭乗できることになった。

 

早速、T3の奥にあるフードコートでタダの昼飯を食べるべくPPが使える「ぼてぢゅう」へ。 ここではPP利用の場合はメニューが決まっていて「道頓堀セット」というものになるが、モダン焼き+たこ焼き+唐揚げ、それにどら焼き1個という超炭水化物メニュー。正直味は微妙だったがタダなので仕方なし。あとで食べたどら焼きは結構美味しかった。

食事も終わってターミナルへと向かう。保安検査を通り搭乗サテライトへ。この場所はジェットスターとスプリング航空ジャパンが利用する。国際線と国内線は上下に分かれているような感じ。 ここで手荷物の計量チェックがあるが、LCCだと機内持ち込みは通常2個、7kgまでとなっているので超過分はその場で決済が必要。 自分の場合、カメラ(R6Mark2)とレンス(RF100−500)があったのでもしかすると、と思ったが計量すると7kgを少し超えていたもののそのままOKにしてくれた。200〜300g程度なら取り出して衣服に入れられるので特に問題視しないのだと思う。

 

搭乗機のすぐ下で

搭乗は地上からタラップを上る

搭乗時刻になり一旦地上に降りて搭乗タラップをのぼり機内へ。ほぼ満席状態で乗客の大半はアジア方面からの乗り継ぎ客。 ここでも日本人は少ない印象。 搭乗時刻は定刻よりも10分程度遅れたものの、関西空港へはほぼ定刻通りの到着となった。

 

関空ぼてぢゅう

関空に到着、ここから夕食として本日2度目のぼてぢゅう。 PPは到着便でも利用が可能。ただし制限エリア内なので受託手荷物があると事前に申し出ておく必要があるのは注意点。

こちらの店ではどのメニューを頼んでもOK。合計額から3400円分値引される仕組み。 こんな具合で本日の昼、夕食は無料で頂くことができた。 

昨年末に関空のターミナルが一部改修されたが、次回ここから出発する機会があればよく確認してみたい。

 

 

成田空港 展望デッキ、見学デッキから撮る飛行機写真✈️

今年初めての東京での出張撮影は羽田だけでなく成田でも展望デッキからの撮影を計画していた。都内から京急線経由のエアポート特急でおよそ1時間30分、料金1600円で行けるのは結構ありがたい。 まずは終点の第1ターミナルまで乗車、展望デッキへ向かう。

 

まず最初に目に入ってきたのがASIANA航空のA380。 コロナ禍を経て昨年から復活しているこの大型機だが、韓国という近場でこのサイズの機材投入というくらい利用者数が多いのだろうか、少し前にはB747−400も導入されていたが。 いずれにせよ韓国からの訪日客の多さが窺える。 現時点でA380の旅客便が見れるのは日本では成田だけ。

ASIANAのA380は仁川線に導入されているがそれだけ利用者が多いのだろう

第1ターミナルの展望デッキはA滑走路に面しているので基本的に出発機を見ることができるが、到着した時間が昼前後の事もあり、午前中の出発ラッシュは過ぎていたのでそれほど多くの機体を見ることはできなかった。 

ガルーダインドネシア航空が出発準備完了

国内線にも使用されるJALB767−300ER

エアーボーン直後に翼がしなるANAB787−9 

思いの外上昇角が大きいAFのB777−200ER

関空でもあまり見れないNCAのB747−8F

ネパール航空のA330−200 成田でしか見れない航空会社の一つ

スリランカ航空のA330−300。 やはりここでしか見れない

TGのB777-300ER。去年この便でバンコクへ行ったのを思い出す

メキシコシティ行き長時間フライトをこなすB787-8

 

成田空港はやっぱり国際線主体の空港なので機材は同じでも各国のカラーリングが違い、見ていて飽きがこない。 いつもだと滑走路端から離着陸を追う撮影なので、このように展望デッキで横からの撮影ができるのも普段なかなか来れない場所であり貴重な機会であった。

 

 

今度は場所を変えて第2ターミナルへ移動。展望デッキではなく見学デッキというところへ行って撮影を試みる。

第2ターミナルはJALがメインであるためOne World系、またはSky Team系の航空会社も利用するターミナルとなっている。ただしここからはB滑走路が近いものの離着陸する機体を撮るには距離的には少々遠い。

 

遠く離れたB滑走路へ着陸するJETSTARのA321LR

B滑走路(RW34R)へ降りた機体は入り組んだ誘導路を通ってターミナルへ。

出発準備を完了し滑走路へ動き出すセブパシフィックのA330Neo

EVA航空のB787−10が降りてきた。

ANAB787−9も少し捻りを入れながらRW34Rに着陸していく。

今後B滑走路が延伸するにあたり、より北側に滑走路が伸びるような計画になっている。そのため今日のような北風運用で着陸した機体は結構遠い場所からターミナルまで移動してくることになるので所要時間が伸びることが予想される。最も、成田空港のターミナルビルは近い将来大規模な改修工事が計画されているとのことで、利便性にどれだけ寄与できか注目される。 既に羽田へシフトしてしまった航空会社や便もある中どうやってこれらの需要を取り戻せるかだと思う。残念ながら24時間運用できないのがかなりネックになりそうだが果たしてどうなるか。。。

近い将来ターミナルビルも拡張される模様

 

 

今年最初の東京、羽田空港出張撮影 ②

今年最初の羽田での撮影は第1ターミナルからA滑走路に着陸する機体と、正面対岸にある国際線ターミナル(T3)を出入りする機体をメインに夕景を絡めつつ狙うことにした。

 

夕暮れ時を前に上海航空B787-9がスポットアウトしてきた。

 

JALののB777−300ER。A350−1000とのバトンタッチが始まった

これまでも幾度かこの場所、この時間に撮影することがあったが、今日の天候だと典型的な北風運用による飛行機の着陸シーンと、幸いにも冬晴れに恵まれたおかげで夕陽を反射する機体や工業地帯、コンビナートの入組んだ建物の景色、さらに遠くシルエットに入る富士山など空港の背景としてはも申し分ないセッティング。 今の時期だと午後4時〜5時くらいがちょうどいい感じの光の加減なのでこの1時間の間にひたすらシャッターを切る。羽田は多い時には2、3分に1機が降りてくるので忙しい。

 

国内線にも入ることがあるJA874A (78M)。アジア方面へのフライトが多い

JALの国際線仕様機材B787−9

中国南方航空B787-9。スペマ機と思うが綺麗なブルー。



ここで1時間もやっていると連写で撮るのもあるが結構な枚数を撮ることになる。もちろん使えるのはその内の1/3あるかないかだが、分母が大きい分出来高も多いので大変嬉しい。伊丹や関空トラフィックが少ないわけではないが、羽田とは比較にならない。

AIr CanadaB777−300ER 長い機体が美しい。

近年ビジネスジェットやプライベートジェットの往来が増えた羽田空港

突然頭上に現れたB787。D滑走路飛び立って北陸か広島/岡山に向かう模様

第1ターミナルはJALが主体。足元には主力機のA350-900 がスポットイン。

国際、国内兼用のANAB767−300ER。

 

最後に色鮮やかな世界からちょっと外れたモノクロの写真を1枚。なんとなく”昭和”な感じ!?

 

今年もまだ予定はないが福岡や新千歳で撮影ができればと思うが、やっぱり羽田にはあと4、5回はくると思う。

明日は成田✈️から帰還。。

 

 

今年最初の東京、羽田空港出張撮影①

早いもので2024年も1ヶ月が経とうとしている。 今年は年初から災害や事件が起こり波乱の幕開けとなった感じだが、本年最初の羽田出張撮影に出かけた。

雪景色の関ヶ原周辺と伊吹山。新幹線はこの区間は徐行運転中。

2日前からこの冬一番の寒気が流れ込んだ影響で北陸、北日本ではかなりの雪が降った模様。往路の新幹線は米原岐阜羽島間を徐行運転、しかし今回EX予約のポイントでグリーン車へアップグレードしたおかげで、ゆったり座席で車窓を楽しみながらだったので、普段とは全く違った感じで移動できた。

やっぱりたまにはこのようなゆったり時間を満喫しながらの旅も必要だと改めて思った次第。

静岡駅を通過した直後、富士山が目の前に。絵に描いたような光景。

 

 

 

品川到着後、別用で東京ビッグサイトで開催中の展示会を見学。引退した古巣の会社が出展していいたので様子を見つつ元のスタッフを激励、その後会場を少し廻ってから羽田空港へ。時間は2時過ぎだったが、さすがに1月も末になると日差しの強さが戻ってきたのか季節が進んだのを実感する。

いつもの第1ターミナルの展望デッキから

今日は第1ターミナルでのみ撮影をするつもりでやってきた。ここから夕暮れ時の空港と夕陽に照らされた機体や滑走路の写真を撮ることを主目的にした。 年初に発生した事故も今ではなかったかのように次々と飛行機が降りてくる。

もうすぐ陽が沈む頃だが、太陽は確実にパワーアップしている。春近し!

撮影を開始して最初に目に入ったのが先日シカゴ空港で大韓航空の機体と接触事故を起こしたANAB777−300ER (JA784 A)がちょうど第3ターミナルのスポットから曳航されていくところだった。奇しくも1月2日の羽田での事故の後なので色々と騒ついたが、とりあえず怪我人もなく済んでよかったものの、機体はそれりの損傷もあったのか、事故から10日ほど経ったこの日の朝にシカゴから到着したようだった。

イーブイジェット”として運行されているB777−300ER。早々の復帰を望む。

シカゴ空港もかなり過密な空港だと思うが、とにかく大事故でなくてよかった。どちらが悪いとかいう事もあるかもしれないが、純粋に原因の確認と再発防止はMUSTでお願いしたい。

 

この日は季節通りの北風運用で着陸機のほとんどはA滑走路のRW34Lへ降りてくる。離陸機はD滑走路(RW05)またはC滑走路(RW34R)からとなるので、この第1ターミナルではひたすら着陸機を狙うことになる。

SQのA350−900が降りてきた

 

JALの国際線用B787−9。 D滑走路へタキシング中

FINAIRは現地時間の夜出発でこの時間に羽田に到着。

こちらもヨーロッパから到着したANAのグリーンジェット

国内線のB777−200ERも到着

 

ようやく日没に近づき空もいい感じになってきたところで対岸の第3ターミナルから出発する機体を夕陽をバックに捉えた。 この感じは羽田空港ならではと思う。

夕焼けバックにスポットから出てくる機体を正面から捉える

ちょっと引きで撮ると富士山のシルエットが入るので風景写真としての”羽田”を切り取ることができる。

羽田1タミの定番ショット

大田区の工場群を背景にUAB787−10

流石に羽田空港、続々と飛行機が降りてくるので休みなくシャッターを切ることができるが、
いい加減疲れてくるので適当に間引きつつ日が暮れるまで撮影を続けた。

つづく。