今年初めての東京での出張撮影は羽田だけでなく成田でも展望デッキからの撮影を計画していた。都内から京急線経由のエアポート特急でおよそ1時間30分、料金1600円で行けるのは結構ありがたい。 まずは終点の第1ターミナルまで乗車、展望デッキへ向かう。
まず最初に目に入ってきたのがASIANA航空のA380。 コロナ禍を経て昨年から復活しているこの大型機だが、韓国という近場でこのサイズの機材投入というくらい利用者数が多いのだろうか、少し前にはB747−400も導入されていたが。 いずれにせよ韓国からの訪日客の多さが窺える。 現時点でA380の旅客便が見れるのは日本では成田だけ。
第1ターミナルの展望デッキはA滑走路に面しているので基本的に出発機を見ることができるが、到着した時間が昼前後の事もあり、午前中の出発ラッシュは過ぎていたのでそれほど多くの機体を見ることはできなかった。
成田空港はやっぱり国際線主体の空港なので機材は同じでも各国のカラーリングが違い、見ていて飽きがこない。 いつもだと滑走路端から離着陸を追う撮影なので、このように展望デッキで横からの撮影ができるのも普段なかなか来れない場所であり貴重な機会であった。
今度は場所を変えて第2ターミナルへ移動。展望デッキではなく見学デッキというところへ行って撮影を試みる。
第2ターミナルはJALがメインであるためOne World系、またはSky Team系の航空会社も利用するターミナルとなっている。ただしここからはB滑走路が近いものの離着陸する機体を撮るには距離的には少々遠い。
今後B滑走路が延伸するにあたり、より北側に滑走路が伸びるような計画になっている。そのため今日のような北風運用で着陸した機体は結構遠い場所からターミナルまで移動してくることになるので所要時間が伸びることが予想される。最も、成田空港のターミナルビルは近い将来大規模な改修工事が計画されているとのことで、利便性にどれだけ寄与できか注目される。 既に羽田へシフトしてしまった航空会社や便もある中どうやってこれらの需要を取り戻せるかだと思う。残念ながら24時間運用できないのがかなりネックになりそうだが果たしてどうなるか。。。