早いもので2024年も1ヶ月が経とうとしている。 今年は年初から災害や事件が起こり波乱の幕開けとなった感じだが、本年最初の羽田出張撮影に出かけた。
2日前からこの冬一番の寒気が流れ込んだ影響で北陸、北日本ではかなりの雪が降った模様。往路の新幹線は米原と岐阜羽島間を徐行運転、しかし今回EX予約のポイントでグリーン車へアップグレードしたおかげで、ゆったり座席で車窓を楽しみながらだったので、普段とは全く違った感じで移動できた。
やっぱりたまにはこのようなゆったり時間を満喫しながらの旅も必要だと改めて思った次第。
品川到着後、別用で東京ビッグサイトで開催中の展示会を見学。引退した古巣の会社が出展していいたので様子を見つつ元のスタッフを激励、その後会場を少し廻ってから羽田空港へ。時間は2時過ぎだったが、さすがに1月も末になると日差しの強さが戻ってきたのか季節が進んだのを実感する。
今日は第1ターミナルでのみ撮影をするつもりでやってきた。ここから夕暮れ時の空港と夕陽に照らされた機体や滑走路の写真を撮ることを主目的にした。 年初に発生した事故も今ではなかったかのように次々と飛行機が降りてくる。
撮影を開始して最初に目に入ったのが先日シカゴ空港で大韓航空の機体と接触事故を起こしたANAのB777−300ER (JA784 A)がちょうど第3ターミナルのスポットから曳航されていくところだった。奇しくも1月2日の羽田での事故の後なので色々と騒ついたが、とりあえず怪我人もなく済んでよかったものの、機体はそれりの損傷もあったのか、事故から10日ほど経ったこの日の朝にシカゴから到着したようだった。
シカゴ空港もかなり過密な空港だと思うが、とにかく大事故でなくてよかった。どちらが悪いとかいう事もあるかもしれないが、純粋に原因の確認と再発防止はMUSTでお願いしたい。
この日は季節通りの北風運用で着陸機のほとんどはA滑走路のRW34Lへ降りてくる。離陸機はD滑走路(RW05)またはC滑走路(RW34R)からとなるので、この第1ターミナルではひたすら着陸機を狙うことになる。
ようやく日没に近づき空もいい感じになってきたところで対岸の第3ターミナルから出発する機体を夕陽をバックに捉えた。 この感じは羽田空港ならではと思う。
ちょっと引きで撮ると富士山のシルエットが入るので風景写真としての”羽田”を切り取ることができる。
流石に羽田空港、続々と飛行機が降りてくるので休みなくシャッターを切ることができるが、
いい加減疲れてくるので適当に間引きつつ日が暮れるまで撮影を続けた。
つづく。