Astechno の hikokiphoto

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戦闘機撮影とR6Mark2のAF性能など

昨年この嘉手納で撮影で使用したカメラ機材はEOS R7でレンズがRF100-500、APS-Cなのでフルサイズ換算で最長800mmの超望遠が確保できたが、高速連写の際に電子シャッターを使うとローリング歪が出るのと、メカシャッターで高速連写するとシャッター音が派手でちょっと恥ずかしい思いをした。 AF性能についてはR7には飛行機認識の機能は入っていないものの、早く動く戦闘機にはある程度追従してくれたので問題ないと評価できた。しかしメモリバッファが小さいので1.5〜2秒 以上はシャッターが切れないのが辛かった。

今年は昨年導入したR6Mark2を持ち込み、戦闘機の撮影にどれだけ威力が発揮できるか楽しみにして嘉手納へ臨んだ。

 

無人機のグローバルフォーク。変な形だがちゃんと飛行機認識できる

 

タキシングするKC135のコクピットにもしっかり追従

 

エアーボーンするF16にも問題なく追従

 

アフターバーナーを引いて飛び立つF16 

メカシャッターで秒間20コマあればほぼ満足できるレベル

 

500mmだとこれくらいしか寄れないのが残念。

さすがに最新のAF機能を搭載したR6Mark2だけあって、被写体認識の精度、追従性は素晴らしいレベルで、しかも2秒以上高速連写しても止まらないのは助かる。今回はあえて電子シャッターを使用しなかったが、メカでも秒間20コマなのでこういったシーンでの撮影で不足はほぼない。

惜しむなくはフルサイズで500mmなのでこの場所ではやっぱり800mmクラスの望遠があればもう少し寄れたのだが、これはレンズの方なので仕方ない。 また、クロップしても画素数が2450万画素なので限界もある。

今後は最近発売になったRF200−800を導入するか、使用制限があるがエクステンダーをかませて距離を稼ぐか、はたまた噂の出ている高画素機、R5Mark2を導入するか、などなど色々と散財計画を練る次第。

個人的にはやっぱりAPS-CのフラッグシップであるR7の改良版(R7Mark2?)が早々に出てくればいいと思う。

 

H60 Black hawk   近くだとこれだけクリアに捉えることができる

今回の沖縄嘉手納基地での撮影は連休中のせいか、期待していた頻度で戦闘機を捉えることはできなかった。 その分、「また来よう」という欲望にも駆られて次の計画を検討することになった。やはり次回は何か新しい機材を携えての撮影をしたい。

 

 

 

 

大阪への帰り便で搭乗したB787-8 復路も満席での運行だった