Astechno の hikokiphoto

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縁結びを願って⁉︎出雲へ飛行機撮影

3月も半ば、久しぶりに1泊2日で山陰へ飛行機撮に出かけた。 

今回の最終目的地は出雲空港。途中、米子空港でタイミングが合えば撮りたいという極めてざっくりとした予定で出発。

まず米子空港での撮影のため向かったが到着機飛来の時間には少々早過ぎたので、ここでの撮影は明日にすることとし、この近くで有名な場所となっている「ベタ踏坂」を望遠撮影する場所へと向かった。 すでに全国的にも有名なポイントだが、近くから見るよりも中海を挟んで対岸から撮影すると面白い画になる。あいにく気温が高めだったのと少々モヤがかかっていてクリアな画像は撮れず。

まるで急な滑り台のように見える。望遠撮影ならではの圧縮効果

 

この場所は中海に浮かぶ大根島にあり、周囲を道路が走っていて米子空港も望むことができる。ちょうどこの日の風向きだと中海側からの着陸のようだったので、撮影できそうなところへ移動して着陸機を狙ってみることに。

 

都合よく中海に面した漁港から捉えた。

降りてきたのは鬼滅の刃じぇっと-弍- JA608A

とらえたのはANAB767−300ER、奇しくももうすぐ特別塗装が終わる鬼滅の刃じぇっとだった。 米子空港の国内線はは基本ANAの羽田往復便のみだが、B767での運用が主体の様子。 また、国際線定期で1日1往復、ソウル便(Air Seoul)もある。 空港としては航空自衛隊美保基地が併設されていて軍民共用となっている。

米子からは約1時間ほど走って出雲空港へと向かう。米子空港出雲空港はそれぞれ鳥取県島根県の空港であるがかなり距離が近い。鳥取には東部に鳥取空港があるがこちらの方が米子からは遠い。この近辺の上空は韓国や中国大陸から日本に飛来する飛行機が多く通過する場所でもあるので、管制には気を遣うと思われる。

大阪から到着したJ-AirのERJ190

出雲空港に到着後、まず捉えたのがJ−AirのERJ190。大阪空港で見ると小さい機体だがここだと立派に見える。 というか、この出雲空港に隣接する空港広場は滑走路との距離が近く、かなり至近で飛行機が見れる珍しい場所。

 

羽田へ飛び立つJALB737−800

この日は風も弱く、南西方向から吹いていたため、ほぼ東西に設定されている滑走路だが、飛行機の着陸と離陸は宍道湖のある東側のRW25が使用されていた。やはり西側は住宅地もあるので出来るだけ騒音軽減を意識していると思われる。

 

FDAは現在名古屋(小牧)へ2便/日飛ばしている

米子空港とは違い出雲空港は東京羽田に5便、大阪伊丹に4便、名古屋小牧に2便のほか、福岡、隠岐とも繋いでいる。少し前まではFDAが神戸に飛ばしていたが、現在は休止している。国際線も定期路線はないがチャーター便がある時もあり、地方空港としては充実した路線展開をしていると思う。羽田便はB767−300も使用されるくらい需要は高い路線と言える。 サンライズ出雲で来て、帰路は飛行機という観光客のパターンも多いだろう。

 

福岡線と隠岐には日本エアーコミュータのATR42が充当されている。

 

やはりこの近さでB767は相当な迫力。CF6エンジンの爆音が響く

 

 

出雲に宿泊して翌朝、あまり天気が良くなかったが午前中は雨も降らないようだったので再度米子空港に寄って帰路につくことに。

東京羽田行きのANA B767−300ERが出発スタンバイ

米子空港で撮影する場合は空港の無料駐車場からであるが、高さのある金網フェンスがあり写真を撮るにはちょっと難あり。なんとかF値を下げて金網が映らないようにするが、引きで撮ろうとすると途端に金網が入ってしまうので、できるだけ惹きつけてやっとこのような写真が撮れた。

白飛び限界。これ以上絞ると手前の金網が目立ってしまう。

次回来るときはもう少し良い撮影場所を見つける必要がありそう。

 

バックに見える山が大山。山頂付近に雲がかかるが残雪を見ることができる