11月下旬、今年最後の祝日と絡めて今月2度目の羽田撮影。
前回は異常なまでの気温上昇で全国的にも夏日のところが多く、飛行機撮影の場合は日中の温度上昇による陽炎が発生するため、あまり撮影には適さず前回はそれが原因で撮影を諦めていたB滑走路西側の羽田イノベーションシティとソラムナード羽田緑地へ再度やってきた。
実のところ、この時期だと普通は北風運用でB滑走路の運用は午後の出発便がメインだが、この日は前回同様気温が高く、事前にFlightraderで確認すると午前中から南風運用となっていたので急遽、ターミナル手前の天空橋で下車して撮影をすることにした。
ただ気温が高いせいで、滑走路上には陽炎が立っている状況だった。
まずはソラムナード羽田緑地にあるRW22の滑走路端延長上に位置するちょっとした休憩場所で降りてきた飛行機の正面から撮影。 このRW22へ着陸する場合は基本的に南風運用時となっているため、気温が高い夏場が多くこの時期の午前中にここへ着陸するのは少し珍しい。
この撮影場所となっている休憩所のある位置はちょうど滑走路の高さと同じくらいで、降りてきた飛行機を同じ高さで正面から撮れるので迫力のある写真が撮れる。ただ、今日のように気温が高くなると陽炎で画像が乱れてしまう。
正午ごろ、結構気温が上がってきたこともあって一旦ここを離れて少し涼しく(?)なった頃に再度撮影をすることにした。この日は終日南風運用となっていた。
今度は羽田の新名所であるイノベーションシティの屋上にある足湯エリア(といっても今は足湯はやってなさそう)で少し高いところからの撮影を実施。 この場所はやはり南風運用時には午後3時以降になるとB滑走路RW22から離陸してくる飛行機を見ることができる場所ですでに多くの飛行機好きカメラマンが構えていた。
この場所からは西側の駐機スポットにある飛行機を間近に捉えることもでき、時にはスペマ機に遭遇することもある。ANAもJALもこの場所に駐機される模様。
この時間、風がやや強くなったせいか路面の温度が下がり陽炎も少なくなったので先ほどよりもクリアに撮影することができた。
羽田空港の第1〜3ターミナルでの撮影は基本的に横からの撮影となるが、この場所は正面からの画像と背景にある建造物とを望遠レンズによる圧縮効果でダイナミックに撮影できるのが特長と言えそう。
毎週のように羽田で撮影できない自分にとって、この場所での撮影ができるタイミングはある意味貴重。 冬場は空気が澄んでクリアな写真が撮れるが、南風運用になるのはかなりレアなので次回ここで撮影できるのは来春になるかもしれない。