10数年ぶりのドンムアン空港
2007年にスワンナプーム空港が開港するまでは名実共にタイの空の玄関だったドンムアン空港だが、最近は国内線だけではなくLCCの国際線も充実、空港施設も所々リニューアルされて活気がある。
またバンコク市内からのアクセスに関しても今年、タイ国鉄が高架線を完成させ、乗り換えなしとはいかないが、少なくともタクシーを利用しなくてもここまで来れるようになり随分と便利になった印象。
タイ国鉄の新ターミナルである新Bang Su駅はまだまだ利用されている部分が少なく、とりあえず大きな箱物ができたという感じ。これは日本のODAでの援助もあるとの事。高架鉄道の車両はHITACHI製であることもその一環かもしれない。
飛行機撮影する場所が見つからない!
今回ドンムアン空港での撮影の前に撮影場所の有無を調べていたが、事前の情報だと展望デッキのようなものがあるようだったので、とりあえず空港ターミナルへ。 しかしよく分からないのでインフォメーションカウンターで場所を尋ねると、残念なことに既に廃止されたとの事。仕方なくどうするか考えた挙句、来るときに利用したドンムアン空港駅がちょうど空港を一望できたことを思い出し、それなら駅のホームから撮影をすることにしてコーヒー休憩もそこそこにすぐに駅へ向かった。
ちょうど、プラットホームが滑走路と並行していることもあり飛行機の離着陸を見ることができて、障害物も少なく撮影も問題なさそう。ただ奥側の滑走路からは少々遠いので、手持ちの望遠レンズでは厳しいかもしれない。
早速カメラを取り出し撮影開始
幸いというか、この鉄道の利用者はまだまだ少なく、プラットホーム上には電車が来る直前以外は人はほぼいないのであまり人目は気にならない。 発着便も10分前後くらいの間隔なので手待ちになることもない。ただ大型機が滅多に来ないのが残念なところだが、この空港はタイの空軍基地も併設しているのでタイミングが良ければ戦闘機などもみることができる。
撮影を終えて。
この場所で小一時間ほど撮影をしてバンコク市内へ戻ることに。
ここでも思ったのが持参した機材だと望遠距離が足らず、十分満足できる写真が得られなかったこと。 旅先へ持参する機材は今回のように割とガッツリ撮影をするならば、ある程度それにあった機材は持参すべきだったと後悔する。ただ、望遠レンズは重さがあるので少々躊躇うところもあり、レンズのグレードは落ちるが軽量タイプのものを持っていた方が良いのかも、と考えたりした。(物欲の口実として)