Astechno の hikokiphoto

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桃園国際空港でSpotting  (前編)

台湾の空の玄関である桃園国際空港には第2ターミナルに展望デッキが設けられている。この場所ももちろん今回初めての訪問となり、帰国日と合わせて2回にわたってSpottingを楽しませてもらった。

展望デッキに出たところの様子(北側)

展望デッキは北側(海側)と南側があり、別々にあるためどちらの滑走路を主体にするかで場所を選ぶことになるので事前にFlightraderで着陸と離陸の状態を確認しておくと良い。場所としては3階の出発ロビーの両端にそれぞれエスカレータがあって5階へ上がる。このフロアーはちょっとした食事スペースやコンビニ、トイレなどあり、空港を利用しない人でも気軽に遊びに来れるようになっている。

第3ターミナルを始め、拡張工事が進む桃園国際空港

展望デッキのある外側に出る際は簡単な手荷物チェックがあるが、もちろん厳格なものではないものの、デッキ内での飲食は禁止されているので注意。 デッキは2段になっているが、上段の方はワイヤーフェンスがなく、視点も高いので望遠での撮影はやりやすい。

 

 

先ずは南側のデッキの様子から。 こちら側はEVA航空がメインでやSTARALLIANCE系の航空会社が利用している第2ターミナルが眼下に見える。

 

EVAのB777-300ERが力強く離陸してゆく。

第1ターミナルから出発して離陸のためタキシング中のPeach A321LR

CXのB777-300がゆっくりと上昇していく

日本でも良く見かけるChinaAirlineのピカチュージェット - A321neo

この空港は2ヶ所の旅客ターミナルを挟んで並行滑走路が2本あり、長さもほぼ同じ。この日は南側滑走路から離陸するのが多い感じだったが、着陸機もいくつか目にしたのでアプローチするコースによって使い分けがあると思われる。

 

EVAの旅客用B777は全て300ERのよう。

香港航空のA330。今となっては2世代くらい前の機体。

日本貨物航空のB747-8Fの姿も。半導体関連の輸送需要が多いと考えられる。

日本各地の地方空港へ就航するTiger Air

最近熊本への定期路線開設と不定期ながら高松へも乗入れしているSTARLUX

ここ台湾からの日本路線だけでいえば訪日客の増加もあり、また日本の主要都市以外の需要も観光、ビジネス共に好調。特に九州、熊本はTSMCの工場建設がまだ継続することから今後もっと需要が高まる可能性がある。すでに韓国からはLCCを主として日本の地方都市との直行便が充実しているが、台湾からも同様にアクセスできる空港がもっと増えると期待する。