Astechno の hikokiphoto

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台北市内にある飛行機撮影名所「飛機巷」


今回の台湾旅行で一番行って見たかったのがこの場所。 ここの存在は以前から知ってはいたものの、行く機会には恵まれなかった。 Googleマップで場所を確認してどうやっていくのが良いかイメージしつつ、結果的にはMRTとUberで行くことにした。幸い、勝手知りたる台湾、台北とあって初めての場所でも違和感なく行けることが自分の強みかと!?

MRT中山國中からTAXIで10分くらいだが、徒歩ではキツイ


行き方としてはもちろん、最初からタクシーやUberで行先を示すが、Uberだと事前に行先を地図上で選んでおけるので、乗ってから運転手に告げる必要がなく慣れない人の場合はおすすめ。 ちょっとでもコストを抑えるなら、まずMRTのWenhu Line(Brown)の中山國中駅で降りてそこからUberなどで行くと少しは安く済む。場所的に辺鄙で歩いて行ける場所でもないので外国人としては最終的にはUberやタクシーを使わざるを得ない。また、帰りをどうするかだが、もちろんUberでもいいが、結構この場所は空車のタクシーが流しているので、行先さえ告げることができるなら流しのタクシーが使える。

現場から松山空港のターミナルを望む(手前には道路あり)

 

台北松山空港は桃園空港ができる前までは主要空港だった。その後国内線専用になっていたが、台湾高速鉄道が開業し国内需要が減ったこともあり、中国(北京以外の主要空港)、韓国(金浦)、日本(羽田)便が国際線復活就航し、現在に至っている。旅客数が多い路線なので大型機材も使われている。

空港のロケーションが台北市内とあって、ビジネス関連の需要はかなりあるのは事実だが滑走路は1本のみというのと、今となってはこれ以上の拡張が困難な状況なので使える路線は制限される。 現状国内の離島路線には需要があり、各島と結ぶ便数は充実している。

最近は日本にも来なくなったMandarine air(華信航空)のATR 72

EVA航空傘下のUni Air(立栄航空)の国内線ATR72

滑走路がほぼ東西に配されているが、基本的には離着陸機は西から東へ滑走路を使用することが多くこの飛機巷で頭上を掠める着陸機を見ることができる。 いつ頃からこの場所での飛行機見物が有名になっていたのかだが、空港自体は軍民併用なので昔はあまり写真撮影などできなかったかもしれない。現在も軍民併用だが、写真撮影について特に規制されていることはない。

台湾空軍の B737-800が飛び立つ

台湾空軍のC130が迫力満点で迫ってきた

単純にB777B787などの大型機が至近距離で迫力満点で見れるとあって、多分週末の夕方などは多くの見物人で賑わうだろう。

広角レンズなので距離があるように見えるが、実際はかなり近い。

着陸機の迫力もすごいが、この場所は滑走路端からかなり近いので大型機が離陸する際のジェット気流で身体が後ろに持っていかれそうになるのは、千里川土手とは異なる点。

この感じは千里川土手と全く同じ

B787-10の後ろ姿。先日千里川土手でANAの同じ機体を撮影したばかり。

残念だったのが初めての撮影場所とあって十分な下見がない結果、構図と撮影ポジションが決まらなかったこと。 広角レンズを使用したが、結果的には迫力足らずを実感。望遠で撮る場合もう少し後方から狙って圧縮効果を出したいところ。 もしも次回来るチャンスがあれば再チャレンジしてみたい。