Astechno の hikokiphoto

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夕暮れ時と飛行機撮影 (伊丹編)

11月に入りそろそろ秋も深まるこの時期、各地で紅葉が綺麗に色づいてカメラ好きの人々にとっては一年で最もテンションが上がる季節だろうと思う。

飛行機の撮影についても空気が澄んでいて、夕暮れ時と飛行機を絡めるにはこの時期がちょうどよく、本拠地にしている伊丹空港周辺においても夕陽をバックに撮影するには適当な時期といえそう。日没時刻も6時以前なので遅くまで粘らなくても夕景と夜景を撮影でき、その上今だとまだ冷え込みも少ないので大変助かると言うもの。

 

✈️まずは空港北側の下河原エアフロントオアシスから

傾いた陽を受けながら離陸する JALB787

夕陽が当たって眩しいJ-airのE170

大阪市内のビル群を背景に、着陸して誘導路へ向かうJACATR-42。 

同じくJALB787も夕陽を浴びながら誘導路へ

離陸機は逆光となるが、日中とは違った雰囲気

 

✈️完全に陽が沈む前に千里川の土手へ移動。

日没直後でまだ空が明るい中、離陸の態勢に入るANAB787

暗くなり始めたところで飛び込んできたANAB737−800

滑走路灯が点灯、機体に反射させて着陸するANAB777−200

この時期は千里川土手も多くの見物人が訪れているが、撮影した日は平日だったので静かな環境で撮影ができたが、11月の冬ダイヤで大型のB777A350といった機材の伊丹便への投入が減少しているせいで少々物足りない印象だった。

羽田行きのANA便、B787B777ではなくA321で運行。おそらく満席

そろそろ暗くなり始めて夕景から夜景に移ろうとする時間。飛行機が一番綺麗に撮れるがその時間内にどれだけの便があるかはその日の運次第。

まだ空に明るさが残る中、羽田へと出発するJALB787

この時間帯のJAL羽田便が30分後だったのでかろうじて明るい内に捉えた。

すでに暗くなった頃にB滑走路からDHC-8が離陸。

 

この日没前後の撮影はその度ごとにカメラの設定を変えていかないとダメで、うっかりするとシャッター速度が早すぎたり、F値が大きすぎたり、感度が低すぎたりなどなど、使用するレンズにもよるが撮影のスキルを上げるには良いのかと思う。その意味でもここで夜間撮影を始めた頃は設定もその場で試行錯誤の状態だったが、今はある程度の設定が読めるのでシャッターを切る前に数値を入れておけるようになった。 ただ、カメラ性能の高さには相当助けられているのは紛れもない事実。加えて編集ソフトの優秀さも素晴らしく、現像前の状態が見違えてしまうレベルまでに持っていけるところは今日のデジタル技術の高さに感謝。

こんな写真もカメラ性能と現像ソフトのおかげ

最後に千里川土手の定番ショット。