Astechno の hikokiphoto

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羽田出張撮影 2023.6 ②

今年に入ってから東京都内のホテル代がかなり高騰している、実際これまでなら普通のビジネスホテルだと¥8,000.-〜¥10,000.-程度だったのが、概ね1.5倍程度になっている。需要回復と光熱費高騰、人件費の増加に伴うと思うがいきなり50%増は厳しく、この間上京をずっと躊躇っていた。6月に入ってようやくリーズナブルな価格でホテルが取れたので来ることができたといった状況。

2日目はまずT2へ。ここはANAが主体のターミナルだがC滑走路から欧州方面へ飛び立つ機体を捉えることが目的。天気は上々、気温はまだ30℃に達していないが湿度が高く体感的には厳しい。

BAのB787-9 欧州、北米行きは34Rから離陸する。

欧州方面へ出発するANAB787-9 "Green Jet"

ミュンヘン行き Lufthansa A350-900

JALB777-300ER 欧州へ向けて出発(燃料満タンでの離陸)

欧州へ向かう飛行機は13〜14時間のフライトの為、燃料はほぼ満タンで離陸重量も相当大きいためか、滑走路を離れてからは低い角度でゆっくりと上昇していく。

北京行きANAB787-8(B787初号機)も34Rから離陸

欧米路線の他、国際線では中国北部と韓国行きはこのC滑走路から離陸する。国内線は東北、北海道方面と北陸方面がこの滑走路を離着陸で使用する場合がほとんど。

早朝、千歳を出発したANAB777-200ERが到着。

昼前にかけてかなり蒸し暑くなってきたので一旦撮影休止、T1へ移動。 昨日も来たがT1はA滑走路を真横から捉えることができるが、南風運用以外は着陸機の80%近くがこのA滑走路に降りてくるため、2、3分に1機が通過するので流し撮りの練習にはもってこいの場所かもしれない。また、正面にT3があり、国際線機材が出入りするのを捉えることができる。ただし、今日のように気温が高いと陽炎のせいでクリアな写真が撮れない。

T1の主であるJALの飛行機が次々に入れ替わる

2、3分毎に着陸機が来るのでか流し撮りの修練に最適。

スタアラ塗装のANA B767−300 ER の流し撮りに成功

ちょっとキビシイけどギリギリOKか

上手く行ったかと思いきや、右に寄り過ぎ!

 

午後からは国際線の北米行きやインド、東南アジア行きの飛行機も続々と出発していく。欧州行きもまだ続く。

今では貴重となった旅客仕様のB747-8はLufhansaが定期運用中

SASA350−900はコペンハーゲン行きか

インド、デリーへ向かうJALB787-9

シンガポール行きのANA B787-9

JALバンコク行きはB777−300ERで運行

ダラス行きJALB777−300ER

ニューヨーク行きもB777−300ER

出発ラッシュというか、この時間を選ぶ乗客が多いためか、各社大型機を充当させている。

アメリカン航空のL.A.行きは中型のB787-8で運行

ソウル、金浦ゆきのANAA320-neoで運行

 

大型機を中心に撮影満喫したところで最後にT3へ移動。既に多くの便が出発した後なのでゲートに並ぶ飛行機はわずか。 代わりに南風運用に変更されてからのA滑走路から離陸する飛行機を追うが、やはりこの場所からだと障害物が多く上手く決められないのが残念。

沖縄に飛び立つB777−300。 目前の障害物を避けて撮影するのは難しい

台北松山空港行き、ANAA320-neo

そんな訳でT3での撮影もそこそこに2日間の羽田出張撮影を終了。品川駅へ移動し新幹線で帰路に着いた。 年内にまた来れたらいいと願う。