飛行機撮影の場合、どちらかと言うと望遠で撮影することが多く、所持するレンズも望遠レンズが主体。自身の場合も現状では100−500、70−200、24−105というラインでカバーしており、これにカメラの側でフルサイズか1.6倍になるAPS-Cを併用することで現状は最長で800mm相当までの距離をカバー出来る。
ところが空港の展望デッキなどで間近にある機体を全て収めようとすると、時には24mmでも厳しい時があり、こういった時や千里川土手で頭上を通過する飛行機をダイナミックに撮影したい場合でも広角レンズが欲しいところ。
かつてNikonユーザーだった頃には、Nikkor Zの14−30mm f4も所持しており、福岡空港の展望デッキのように飛行機が至近で見れるところでは大型機でも全てを収めることができた。
羽田空港の第1ターミナルの展望デッキからはJALの機体がかなり近いところで捉えることがきるが、24−105でも十分撮影は可能とはいえ、より広角のレンズならもっとダイナミックな写真が撮れると思う。上の写真と比較すると違いがわかる
そんな訳で(どんな訳?)で今回RFの広角レンズを購入して撮影することにした。ただ、資金的なこともあり開放F値の小さいLレンズではなく普通レンズのRF15-30 F4.5-6.3 IS STMで我慢することにした。
これを掲載すると宣伝になるが、スペックや価格の為に敢えて差込む。
これからの季節、紅葉などの風景写真も撮る機会もあるというのでまずは京都でちょっと試し撮りしてみた。
日中の撮影だとF値が大きくても全く問題なく描写してくれる。Lレンズではないがさすがに性能の高さは感じる。このレンズの良い点としては比較的軽量コンパクトであるのでこうした街歩きに携えてスナップを撮る場合には適していると思う。
日中に試し撮りしたところで、今度はメインである飛行機撮影の為に千里川の土手へ。日曜日なので多くの見物人や写真愛好者で溢れていた。到着時、太陽が沈みかけていたのでちょうど黄昏時で撮影を始められた。
いずれの写真でもLightroomで明るさなどを編集しているが、ある程度以上暗くなると諧調も限界。やっぱりRF15-35mm F2.8の大三元ならもっと。。。
少し手持ちのレンズバリエーションが増えたので、これからも飛行機だけでなく風景などの撮影も楽しみが増えそう。