プーケットに来た目的が、そもそもタイに20年以上かかわりながら一度も行った事がない有名な場所を訪問することと、空港近くの海岸から飛行機が着陸するシーンを撮りたいというのがあり、思い通りの写真が撮れるかはともかくとして先ずそのスポットに行ってみたかった。
具体的にどうやっていくかは全く知らないので、とりあえず前日ホテルで車をチャーターして行きたい場所を伝えたところ、有名撮影スポットとあってそれほど説明は必要なかった。翌朝ホテルの車で目的の場所へ。 約1時間強でこのナイヤンビーチへアプローチする為の場所(駐車場)に到着。ビーチは私有車乗り入れ禁止で、代わりにここからはサイドカー付きのバイクで片道20バーツで送ってもらう。おおよそ300〜400m程度であるが途中にはホテルなどのリゾート施設があり、次回はこの辺に宿泊すれば良いのかと思いつつ目的の場所へ到着。
ご覧の通り綺麗な砂浜が広がる隠れ家的なピーチであり、遊泳するには少々波がきついが人が少ない分、静かに時間を過ごせそうなところ。
さて肝心の飛行機の方だが、残念ながら風向きが海の方から吹いている関係で、着陸機は空港の東側からになる。従いここからは離陸する飛行機しか見る事ができない状況。事前に確認していたがどうやら今の季節はほとんどが西風(海風)がメインで、海側から着陸するケースは稀のようだった。
流石に有名リゾート地とあって、トラフィックの密度は濃く、離陸機は10〜15分間隔でありその間に着陸機もある為、滑走路1本のこの空港はかなり多忙な空港と言える。飛来する飛行機は主にタイ国内をはじめ、周辺国からの便が大半であるが、外国からの直行便も結構な便数でしかもB777−300ERのような大型機も中東の国から飛来する。また、ロシアからの便もありプーケットの人気の高さを感じる。 これらが海側から着陸する景色はやはりアジアの”セントマーティン島”といったところ。
今回は仕方がないのである程度写真を撮り、滑走路の東側に行ってみることにした。当然ながらここは道路上なのであまり長く停車できないため2本程度降りて来る機体を狙ってみた。
数枚撮影してみるとどの方向でどれくらいの焦点距離を設定すれば良いかがわかるが、機体を追いながらズームリングを調整していると撮れた写真には余計なものが写り込んでしまったりする。
ホテルに戻る時間もあるので、今日のところはこれくらいにして終了した。
このように今回はあまり期待したような写真は撮れなかったが、この有名な撮影スポットにどうやってアプローチするかなどがわかった分次回に向けて(?)収穫があったと満足している。実際、投稿されている写真を見ると季節的には11月から12月が多い模様。やはり次回リベンジが必要だと思いを強くした次第。
タイはフルーツ大国でもある。この季節、マンゴが旬で周辺にはマンゴをPRしているレストランも多くみられた。タイでのマンゴの食べ方でよく知られているのが、ココナツミルクをかけた餅米(カオニヤオ)を添えて一緒に食べるが、日本ならぼた餅、おはぎみたいな感覚。熟したマンゴはそれだけで十分甘いがココナツミルクはもっと甘い為、結構満腹にさせられるが季節の味を感じることができた。
つづく。