初めて訪れた九份。 台湾に初めて来た頃は日本人にはそれほど有名ではなかった場所。その後千と千尋の神隠しのモデルになったと言われている場所が紹介されてから、日本人が多く訪れるようになり、同じ映画をみた韓国人や中国人も来るようになり休日、平日問わず人が溢れるようになった。
正直なところ、これといった名所や名物はない場所だが、山の上の古い街の雰囲気がちょっとエキゾチック感を醸す。 基本は商店街で飲食店、土産店、お茶屋が並ぶ。観光地化されているので残念ながらお値段はそれなり。
訪れたのが朝、10時台だったせいでまだ閉まっている店も多くやっぱり午後〜夕方がメインだろう。その代わり人は少なく快適に歩ける。
とりあえずここへ来たからには外せない「阿妹茶楼」へ。まだ時間が早いので待つことなく入れた。赤い提灯(?)が雰囲気を出してくれる。
蒸し暑いが山の上なので時折涼しい風が入ってくる。屋外席だと夜は虫が多いだろう。
可もなく不可もなくといった感じのお茶とお茶菓子のセットで和ませてもらった。人が少ないのが何よりも嬉しかったと思う。小さい子供が騒がしかったら台無しになるところだった。
途中雨が降ってきたりしたが、返って雨模様の方がこの街には合っているような気がする。折しもカンカン照りだと暑くて耐えられないかもしれない。
コロナ禍の時は観光客が途絶えて大変だったと思いうが、観光が解禁されて約2年、ようやく賑やかな人出が戻ってきた。
少しぶらついたところで、帰路につくべくバス停へ。 来る時に降りたバス停ではなく少し坂道を登った所に台北行きのバスが来るバス停がある。バスの番号は同じ965番。山を下った所に台鐡の瑞芳という駅があり、列車も風情がって良いが今回は慣れないので敢えて乗り換えずにそのままバスで元来た台北方面へ。 帰りはより台北駅に近いMRT北門駅で下車。
雨が結構降ってきたので、この日も飛行機撮影は諦めて途中でコーヒーでも飲んでホテルへと戻り、明日の飛行機撮影に体力を温存!?
明日の天気が良くなることを願い台湾2日目終了。