Astechno の hikokiphoto

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飛行機撮影の聖地〜千里川土手は昼も夜も。

飛行機撮影の聖地として今や全国的に有名になった千里川の土手。

今回は2024年春先版。

 

まずは昼間の千里川土手。

頭上をかすめて通り過ぎる飛行機。過ぎ去った後の後方乱気流を肌で感じることができる。

B737クラスの飛行機でも頭上を通過する時は迫力満点。

広角レンズを使用して真下から機体全体を捉えることで迫力のある写真を撮りたい。

 

このレベルの機体が通り過ぎると後方乱気流が襲ってくる

みんなが喜ぶ大型機の通過。

その昔、B747が飛び交っていた頃に比べると現代の飛行機は至ってジェントルで周囲のものを吹き飛ばすような大型機が少なくなったのは残念だが、それでもこの距離で見られるのは貴重な場所。

 

 

春と秋の季節は特に夕景が綺麗で、日没後の空の色の変化を楽しめる。

 

この場所では夕方〜のマジックアワーが撮影チャンス

空がオレンジ色から徐々に青緑、青から紺色に染まってくるが、タイミングよく飛行機が降りてくるとは限らない。

日没直後の残照に反射する機体と宝石が散りばめられたような滑走路灯

 

DHC-8の前照灯が後ろからプロペラを照す

離陸機が滑走路へ入るところはまるで飛行機が舞台袖から舞台上に出てくるかのよう。

舞台に上がるJALB767。 しかし垂直尾翼の照明が切れてる。

空が完全に暗くなると、カメラを三脚に固定して長秒露光を使って撮影する必要が出てくるが、カメラが高感度に強いので手持ちでもISO感度を上げてできるだけ早いSSで撮影することができる。 着陸機など動きの速いものは流し撮りの要領で被写体を止める。 しかしこれは何度もトライ&エラーをしないといけない上、成功率はかなり落ちる。

かろうじて止められたATR42の機体 ISOは20000

もちろん高感度で撮影するとノイズも出るが、優秀な編集ソフトにより観れる写真にしてくれるのは助かる。

 

どうしてもゴーストが出るが、これもちょっとしたアクセントになれば??

機種によっては昼間の印象と夜間の印象で全く異なるため、どんな機種でも一度夜間に撮影してみることをお勧めする。 工場夜景と同じような感じかもしれない。

 

DHC-8も正面からだと精悍な印象

 

近くの駐車場から捉えたJALB787

この千里川土手は近い将来豊中市が公園整備をするという話。今は近くに駐車場こそあるが近辺にはトイレもない状況。その割には週末になると沢山の見物人が訪れることもあり、ようやく行政が動いて整備することを計画した模様。 いずれにしても公共の場所であるので最低限のマナーを守って利用して欲しい。