Astechno の hikokiphoto

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梅雨の晴間 〜千里川土手

6月も後半、これからが梅雨本番、といった頃だが先週から続いていた曇天がこの週末は見事に晴れとなった。梅雨の晴れ間は五月晴れと言われるとおりの快晴となったこの日、やっぱり夕景と飛行機のシーンをもとめて千里川土手にやってきた。土曜日とあっていつもの駐車場は満車。しばらく空くのを待ってなんとか駐車完了。

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本日の装備。三脚や脚立は使わず、手持ち撮影のみで出陣。機材としては、

*カメラ: EOS R6

*レンズ: RF70−200 F2.8 L IS USM

*無線機: YAESU FT700

夜間撮影に強いR6と大三元ズームという王道ではあるが、望遠距離は200mmとやや不足気味。

 

6月後半のこの時期、1年で最も日照時間が長く、今日の日没時刻は19:13。伊丹空港の門限が21:00なので夕景、夜景を狙う時間は2時間足らずだが、ちょうどこの時間帯は着陸機が多いこともあるので色々楽しめるかもしれない。

夕日を浴びて降りてきたB 767-300ER。コクピットの乗員がよく見える。

土手には多くの見物人と撮影を楽しむ人々で満員の状態。今日は三脚は立てないので良いポジションを探して廻る。 いい場所を見つけた時点で着陸機を狙い、また場所を変えて狙うという繰り返し。軽い装備にしたので柔軟に動ける。

A 350-900が出発。機体が夕陽に照らされて輝いている

夕景と後ろ姿が絵になる DHC-8

B787が一番綺麗に撮れるという千里川土手

迫力満点で頭上を通過するB777−200ER

日没後も空には明るさが残る

滑走路のライトが灯ると機体に反射して美しい

 

従来だと日没後の撮影はスローシャッター、もしくは高感度を使用する必要があり撮影技術とカメラ性能、レンズ性能が大きく影響していたが、近頃は編集ソフトもかなり優秀になりノイズの処理などもこれまでよりも向上した結果、ISO10000程度の高感度を使ってできるだけシャッター速度を上げることで被写体を止めることができるようになった。

ノイズ処理が優秀なので高感度撮影でも綺麗な画像にできる

空が暗くなってからでも高感度撮影することで絵が浮き出る

今日はこの前から新しい塗装で飛んでいるJALB767がちょうど日没前後に飛来する予定だったが、あいにくと20分以上遅延した結果降りてきた頃は既に暗くなっていた。しかし画像を編集すると見えなかった絵も浮き出てくるようになる。

 

高感度+高速シャッターでも編集によりこれだけの画像にできる

以前だとせいぜいISO6000までくらいしかまともに使うことができず、またシャッター速度も限界があったが、ISO10000程度まで使えるとその分被写体を止める確率が上がるのとAFも暗くても追従できるとあって、撮影技術がなくてもOKなのは嬉しい限り。

時間も20:00を過ぎてきたが、ある程度獲物を捕らえたので少々早めに退散。駐車場はこの時間でもまだ満車状態🈵。 みなさん遅くまでご苦労様です。

帰る際の駐車場の様子。まだ満車状態が続いていた。