先日東京へ行った時には気温が11月にも関らず夏日だったが、その翌週から急激に気温が下がりだし、日中でも10℃台という真冬並みの気候に急転直下。
そのせいだろうか、そろそろ紅葉が綺麗に色付く頃だが、なぜかあまり綺麗な色付きがないように思う。やはり今年の夏が長く気温も高かったのは紅葉にはよろしくないとのこと。
そんな季節の変わり目にも相変わらずの飛行機写真撮りはやめられない。この時期だと日没時間が早まり、夕景を撮るには最適とあって週末にはいつもの千里川土手へ。
既に前々回の投稿でも千里川土手での撮影写真を投稿したが、これらはその二週間後に撮影した際のもので少し空も曇っていたが、空気は澄んだ状態で撮影できた。
休日なので相変わらず多くの見物人で賑わう中、なんとか場所を確保し三脚も立てる。
今回はカメラとしてはR6Mark2とR7に、レンズはRF70−200 F2.8 L IS USMの大三元とRF15−30 F4.5-6.3 IS STM. それと RF50 F1.8 STMで夕景、夜間撮影に臨んだ。
RF70-200はR7につけて三脚に固定、R6Mark2には最初はRF15-30の広角をつけて着陸してくる飛行機を手持ちで追っていたが、暗くなるにつれF値の大きいレンズはAFの追従も良くないのか、あまりピントも決まらないので早々に取り下げてRF50 F1.8に交換。
RF70−200にR7をつけて三脚に据えて撮影していたが、ISO感度を高めに追い込むとやっぱり厳しくなってきそうなので、距離は稼げないがカメラをR6Mark2に変えてみた。
千里川の土手での撮影で有名なショットというと、離陸前の飛行機の後ろ姿と滑走路灯、バックの山の斜面の灯りを入れた風景だが、これはできれば飛行機が一定時間離陸前に停止するとSSを長く、感度設定もISO500程度にまで抑えられるのでノイズもないクリアな写真が撮れる。 加えて絞りもF11くらいまでに絞ると滑走路灯がウニのように光線を放ってくれるのだが、このような絶妙のシチュエーションには簡単には恵まれないのが現実。
夜間に着陸する機体を狙うのはAF性能のおかげで意外とハードルは低いが、被写体を止めるためSSを確保すると暗すぎて写真にはならない。 この辺りは性能の高いレンズを使用してF値を下げて明るさを確保しつつ被写体を追うことになる。
編集ソフトでほとんど真っ暗な状態から機体を浮かび上がらせることも可能だが、やはり元の写真画質がよくないと絵にはならない。
まだまだやりたい事、試したい事がありますます沼にはまってきております。