8月、立秋を過ぎてお盆休みに入るがますます気温は上昇傾向。大阪、京都で38〜39℃という体温以上の気温になり熱中症警戒アラートが連日発令される中、今日は関西空港の展望デッキでの撮影。意外にも洋上の空港だけあって風が心地よく、日差しは強いが比較的快適な環境で撮影ができた。
時間は午前10:00過ぎ、空港のターミナルにはずらりと各国の飛行機が出発の準備中。長らく休止していた南ウイングも再開し、展望デッキからの眺めも前と比べて随分良くなった。
日本がお盆休みの為、さぞかし海外旅行客で空港内は混雑していると想像する。
今朝の関空は珍しく南風運用となっていて、展望デッキからは出発機が間近のRW24Lまでタキシングしてくるので近距離で撮影することができた。特に南ウイングから出発する飛行機でもこちらに来てくれるのは嬉しい。
関空にやってくる便では相変わらず韓国便が目立つ。特にソウル線は仁川に加えて金浦線が復活していることで、KALもASIANAも次々と大型機で乗り付ける状態。もちろん、JEJU航空、Tway航空、AirBusanといったLCCは韓国各地を結んで矢継ぎ早にやってくる。 更に最近関空線に就航したAero-Kという航空会社(たぶんLCC)の機体も捉えた。
旅行先として人気のある東南アジア、台湾行きも順調に旅客が回復している様子で使用機材もコロナ禍以前のものにほぼ100%戻った感じ。
台湾のEVA航空は通常午前便はA330-300での運行だったが、今日は日本からの旅客が多いためかB787-10 で運行。午後便もB787-10が来る予定なので台湾旅行の人気が窺える。
タイ航空は7月から日曜日以外ダブルデイリー化し、午前のTG623は主にB777−300ER、午後のTG673便がA350 かB787の適用だが、今日の午前便はB787−9で運行されていた。
東南アジアでこのところ元気があるはやはりベトナム。すごい速度で経済成長していることで国民の生活も豊かになり海外旅行に出かける人も年々増加。訪問先として日本も結構人気があるとの事。
近隣の韓国、台湾、東南アジアに比べて以前は人気があったヨーロッパ、アメリカへの旅行は流石に伸びは鈍いよう。特にヨーロッパの場合、諸物価が日本よりもかなり高いのと円安の影響で旅行先として選ぶにはハードルが高いと思われている。 航空券も安くなったとはいえ、まだまだ高額であることは確か。
現在はヨーロッパ直行便としてはエールフランスとKLMがデイリーではないが復活しているのみ。9月以降は数社が直行便を復活させるとのニュースがあるが、ビジネス利用ではない観光目的でヨーロッパ渡航は経済的に負担が大きい。 ただ、時間的に余裕があるなら航空券に限りどこか経由する便をとることで比較的安くなるようだが如何だろう。