単滑走路運用の福岡空港であるが、アジア路線を中心に多くの国際線が就航している。コロナ禍からの需要回復で昨年末から便数も戻り始め、現在はほぼコロナ禍以前の状況に近づきつつある。
海外航空会社ではとりわけ韓国系がここ福岡空港でも大変目立つ存在。聞くところによると韓国民(特に若年層)が一番行きたい外国が日本だそうで、昨年秋の入国規制緩和直後から多くの韓国人が日本へ雪崩れ込んでいる模様。
韓国に次いで多い来日外国人が台湾、以下タイ、ベトナム、フィリピン、シンガポールといった東南アジア諸国からの来日で、福岡だけでなく関西空港、中部空港、羽田、成田空港でも同様と聞いている。
福岡(九州)は東京や京都からは離れているが、昔からアジアの人には人気の観光地で、確かに食べ物も美味しい。また九州の温泉巡りでも福岡はその拠点としては最適と言える。現在は福岡空港のキャパのこともあり、乗り入れ便数も制限されていると思うが、今後滑走路の増設が完了して多くの海外からの往復が見込まれる。