インバウンドが回復してアジアの国々から連日多くの訪日客がある中、日本人の海外旅行はかなり回復しているものの、インバウンドに比べるとまだまだのよう。今年も2回ほど海外へ行った際、行きの便が結構混み合っていたが、殆どが外国人の帰国便となっている関係でのことであり日本人が旅行や出張で利用しているのは2、3割だった。
そのためか、ANAもJALも今月から国際線搭乗時で付与されるマイル(ポイント)を2倍にするキャンペーンを年内期限で始めた。しかしながら、相変わらず日本発の航空券の価格が高止まりなのと、折からの円安が海外旅行のモチベーションを妨げている。 安い航空券なら確かにLCCを使えば安いが、種々の制約やそれに伴う追加チャージ、さらには利便性には適さない運行時間帯など、20代の若者ならともかく高齢者にはあまり現実性はなさそう。やはり基本はフルサービスのキャリアを利用したいもの。
今年後半の7月出発分からは燃油サーチャージを各航空会社が引き下げすることになり、今年前半よりは幾分か航空券代も落ち着き始めたが、同じJALやANAといっても海外発の場合の運賃を見るとまだまだ日本発よりも安価で販売されているのは納得できない。 とりわけ韓国発などは随分と安くビジネスクラスだと10万円程度の差があるので、ならば韓国往復はLCCを利用し、ビジネスクラスを利用して旅行する方がマイルも2倍加算されるのでよっぽどお得ではと思ってしまう。
*上記バナーはリンクしていないのでANA、JALのサイトへは別途アクセス願います
いずれにせよ、日本発の航空券がコロナ禍以前のレベルまでになることを願っているが、現実はかなり難しいのかもしれない。そこでこれまでだと比較的費用がかかっていた渡航先での移動や携帯電話、Wi-Fi接続料金などがこの数年で随分と便利でかつ安い価格で取得する手段が増えたこともあり、今後はこういったサービスをうまく利用して航空券のコストを少しでもカバーすることで旅行の満足度も維持できるのではないだろうか。
現地でのオプショナルツアーもこれまでなら日本で申し込むとかなり割高だったが、今はそれほどでもない価格で事前に手配ができるので、決済のことも考えるとおすすめ。また携帯電話のSIMカードも現地のカウンターで並ばずに取得でき、しかも現地で購入する価格と変わらないし、これだとWi-Fiルーターのレンタルも不要で相当便利と思う。すでに旅行系のYouTuberさんも紹介する下記の会社のサービスだが次回の旅行時にはぜひ利用しようと思う。