Astechno の hikokiphoto

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4年ぶりのタイ旅行  ✈️パタヤ〜🚌バンコク✈️

会社をリタイアして初めての海外旅行としてタイを選んだのは昨年12月末。以前に比べて航空券も燃油サーチャージの影響でかなり高くなっており、LCC利用も検討したがやはり運行時間が悪くかえって費用がかかりそうなのと、それなりの長時間で機内エンターテイメントが無いのは辛いので何とか安く入手できるFSCの便を探していた処、シンガポール航空で良いチケットが見つかった。もちろん、往復でシンガポール経由になるが、設備充実のチャンギ空港なら多少時間待ちがあっても問題ないのと、久しぶりに最新機種を揃えるSQ便に乗れるとあってすぐに予約した。 航空券代は座席指定料が追加で掛かったものの合計で8万円程度と他社の半額近い価格で入手出来た。

関西空港23:20発とあって余裕で空港まで行けたのは午前便利用で早朝から動くのに比べてかなり気楽。また現状関空発でこの時間に出発する便は他にはなく手荷物検査、イミグレはスカスカ。ただ残念なのが空港施設の大規模改修工事中でエアラインランウンジが使えない状況。その為チェックイン時に2000円分のミールクーポンはもらえたが、ラウンジのゆったりしたシートでくつろぐことが出来ないのが残念だった。

閉鎖中のANAラウンジ。もしもオープンしていたら使えたはずだが。

搭乗機材はB787-10。 コロナ前から関空発便はこの機材が投入されていたが、繁忙期にはA380が投入されていた事を考えるとまだまだ利用者は戻ってないかもしれない。ただSQはこのA380を徐々に退役させている様なので今後日本では見られない可能性大。

 

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搭乗率は50%くらいか。結局自分の列には誰も来ずで横に寝そべることができた。

映画などのコンテンツはかなり充実。さすがSQ、LCCを選ばず正解!

関空からシンガポールまでの飛行時間は約6時間。到着は現地時間の5時過ぎになる。そこから4時間以上の待ち時間になる。

シンガポールは雨模様。でも気温は30℃近くになっているだろう。

シンガポールからバンコクへの機材はA350−900。実はSQのA350に搭乗するのは今回が初めて。幾度となく利用したSQだが、以前から関空への乗り入れが基本なかったこともあり、搭乗するチャンスがなかった。現在日本発着便では主に羽田と中部の便で使用されている。

B787同様に最新の仕様

既にかなりのA350は導入されているはずだが、今回搭乗した機材は比較的最近就航したもののようでシートなどもくたびれ感がない。常に最新機材と最新設備を運用するSQ ならでは!

調べたら、このように最新導入のものだった。

⭐️タイ入国
2019年9月以来のタイ入国。 昨年7月以降コロナ禍による入国時の規制や検疫条件が撤廃されていたが、ビジネスでも行く機会がなく、もちろんプライベートでも時間的な余裕もなく結果的に会社をリタイアして訪問が実現した。空港の雰囲気は変わりなく、イミグレはカウンターが新しくなっているほかは相変わらず激混み。でそれでも20、30分で荷物受け取りも含めて入国することができはのはラッキーかもしれない。BKK 11:00着であまり到着便が多くなかったのかもしれない。夕方着便だとイミグレに1時間ほどかかるだろう。

 

⭐️パタヤ

今回はまずパタヤに行ってホテルのプールでのんびり日焼けを楽しむ予定だったので、パタヤまでの足を確保するべく空港リムジンのチケットを購入。14:30発の便でチケットを取ることができた。パタヤのバスターミナルから宿泊ホテルまでミニバスで送ってくれるサービスをつけてTHB300とまずまずの価格。(バスだけだとTHB190だが、通常ホテルまで行く場合、現地の馬鹿高いタクシーだとTHB200くらいするのでこの方が安心)

空港1会ロビーになるバスチケット売り場。結構混んでいる。

これまでは業務で行くことがほとんどでこのようなローカルバスを利用する機会は稀だったがやはり勝手が分かり、少しタイ語もできることで躊躇なく活動できるのがタイならでは。観光立国であるタイは多くの外国人旅行者への対応は幅広く選択が可能で価格もピンキリだが様々な手段やルートから選べる点はさすがだと感心させられる。ただ一つイミグレのキャパをもう少しなんとか、、、くらい。

 

⭐️約7年ぶりのパタヤ

2016年に業務で出張時にシラチャのホテルが満室でパタヤに宿泊して以来の当地訪問。コロナ禍でかなりのダメージを被ったと思われるが現在は多くの観光客が戻ってきており、以前の賑わいを取り戻したようだ。今回初めて見たのが北パタヤにできた大型ショッピングモール、Terminal21。同じものはバンコクにもあるようだが、こちらは結構大規模でパタヤ中央にあるCENTRALよりも大きいと思う。 今回予約したホテルがこのモールのすぐ近くだったので、食事など大変助かった。

本物の退役機をそのまま使用したモニュメント

Terminal21という名前らしくメインゲートの付近は空港さながらの演出がされており、日本ではまず見れない景色。名古屋空港の旧国際線ターミナルもこんな感じだが、飛行機のモニュメントはない。

有名(?)なパタヤビーチの夕陽

1月だが照りつける太陽は痛いくらい。紫外線は強烈。

今の時期、タイは乾季でありほとんど雨は降らず乾燥している。日中は日差しが強くプールサイドにいると速攻で日焼けする。ただ、朝夕の気温は20℃程度と低めであるが、我々日本人にとっては乾燥しているのと併せて至極快適。個人的にはこの時期のタイが一番だと思う。

海の色は綺麗であるが、残念ながら浸かるのは少々難あり

東北料理の代表である、豚トロ炙りとソムタム、ステッキーライス(もち米)

食事については今回一人であるため、それほどの料理は味わえなかったが、好きなタイ料理を思う存分に楽しませてもらった。特にフードコートを利用したこともあり価格も日本円で500円程度でも十分に満足のいく食事ができた。写真の料理はレストランだったので、それなりに価格は高かったが、それはそれで満足できたのでよかった。

 

⭐️パタヤからバンコク

2泊3日だったがとりあえずパタヤを楽しんだので、最終日にバンコクのホテルに宿泊するべくバスにて移動。

パタヤのバス乗り場

以前、バンコクに駐在していた際、1度だけバスでパタヤに行ったことがあるが、その当時とほとんど変わらないバス乗り場。チケットはその場で買えるがある程度混んでいるのですぐには乗れない事を想定し、あらかじめ前日にネット予約でチケットを確保しておいて正解だった。

日本語でも対応しているのでcredit cardがあれば簡単に予約できる

バンコク到着場所はエカマイとなっているため、スクンビットエリアにはBTSでどこでもいける。ただ今回はスーツケースがあったのでタクシーを利用。 ただし、THB200を要求されたので少し別の車を当たり、THB120のタクシーで行くことにした。 しかし通常だとこれでも結構高い価格であり、不満はあるがこの3年間タクシーの業界も相当苦労したと思うとそれ以上文句は言わないことにした。ホテルはスクンビット24にあるIbis. 同じ建物でMercureも併設しており、価格違いで部屋を分けている。本当に久しぶりのバンコクスクンビット。馴染みだったマッサージ店で90分入念に揉まれ、その後エンポリアムに早速足を運ぶが現在大幅なリノベーション実施中で以前の景色では無かった。唯一頼みにしていた最上階のフードコートは営業しており晩飯はここでカオマンガイを食べた。街中の店と比べてかなり高額(?)だろうが、日本人にとっては安心安定、しかも高額とはいえTHB80(¥320)位、飲み物やデザートを買っても最終的にはTHB200(¥800)でもお釣りがくる。

 

⭐️帰国 バンコク✈️シンガポール経由✈️関西空港

翌日は午前中近くのスタバでまったりの後、チェックアウト時間ギリギリまでホテルに滞在して空港へ向かった。15:20の飛行機なのでちょうど良い感じの時間。サクッと搭乗手続きを済ませて制限エリア内へ。スワンナプームはいつでも満員の人だが、この時間は比較的少なめかもしれず、セキュリティーチェックもイミグレもそれほど時間は要せず。

大勢は大勢だがこれでも比較的空いていたスワンナプーム空港

SQ便はほぼターミナルDに到着する為、大変便利が良い。早速この付近にあるSQのラウンジで昼食を頂くことにした。ちょうど昼時間のため準備されている食事も種類が多く、内容も満足のいくものばかり。おそらくTGのラウンジよりも全然良いと思う。

Silver Kris Lounge

いつもながら種類豊富でレベルの高い食事を提供してくれる

このSQラウンジの後、プライオリティパスで入れる別のラウンジへはしごすることにした。スワンナプーム空港内はこのプライオリティパスが使えるラウンジの数が多く、また航空会社のラウンジで使用できるところもあったりで、まさしくラウンジ天国。今回同じDターミナルにあるMIRACLE LOUNGEに入らせてもらった。

ここではクィッティオ(タイラーメン)も提供してくれる。

MIRACLE LOUNGEはこの空港内に数箇所あるが、このDターミナルにあるのが一番大きいと思われる。内装はもちろん、食事や飲み物、アルコール類、さらにはデザート類も相当充実している。ここで食べすぎると機内食は不要。

バンコク線はこのA350が主に使用されている模様。

ほぼ定刻通りバンコクから経由地のシンガポールを経て予定通り関西空港に向けて帰国の途につく。ニュースでは日本は大寒波襲来で各地で被害が出ているとの事。常夏の国を去って極寒の日本へ帰るのは嫌だったが仕方ない。