飛行機などの動体撮影をする場合、現代のカメラに要求される性能としてはAFにおける被写体認識精度と追従性、連写速度、およびセンサーの読出し速度だと思うがCanonの場合はその機能で一番最上位なのがR1。それ以下の機種ではR3、R5MarkⅡ、R6MarkⅢ、R6MarkⅡとなっている。
現在自身が所有するのはR5MarkⅡとR6MarkⅡ。 前者は高画素機に位置付けされる4500万画素、裏面照射積層型センサー、後者はR1やR3と同じ2420万画素、表面照射の非積層センサー。 もちろん両者には世代間の差や機種的な上下による機能差が存在するものの、画素数以外に大きな隔たりはないと考える。そのため、実際の飛行機撮影においてどれほどの差があるのか見てみた。
⭐️まずは日中の晴れ日の場合における撮影


上の二枚は撮影した日が異なるので多少光の加減でISOを変えているが、使用するレンズは同じRF70−200 F2.8。これらを見る限りでは画素数の大小やセンサーの仕様による差は無いように思える。
⭐️次に夕暮れ時薄暮の状況での撮影


使用レンズやSSの違いがあり、ISO感度も異なるが現像での調整により遜色ないものになっている。 画質的に優劣をつけるのは困難。
⭐️最後に夜間での撮影


従来高画素機では不適当と言われた高感度の撮影においても、最新機種のセンサーと現像ソフトによりクリアに写真を仕上げることはできるが、それでもこのレベルのISO感度だとノイズを抑え切ることは難しい。


R6MarkⅡは2420万画素の特性を活かして高感度耐性も確保するので、明るいレンズを使用すれば暗闇でも被写体を浮かび上がらすことができる。
4500万画素のR5MarkⅡと2420万画素のR6MarkⅡの両者、それぞれ得意、不得意があるのは事実であるが、画素数の差は編集ソフトさえあればある程度解決ができそう。 ただ、センサーの仕様が裏面照射積層型に対して表面照射非積層型センサーによる読み出し速度の差が電子シャッターでの連写時に現れてくることは仕方ないことかもしれない。
昨年発売されたR6 Mark Ⅲは3250万画素で、センサーは従来と同じ非積層型ということらしいが読出し速度は改善されている模様。 そうすると動体を高速連写で撮影する場合はR6 Mark ⅢがR5 Mark Ⅱを凌駕できるのではないかと思う。 そればかりかR1、R3よりも画素数が大きい分、これらをも抑えることができるカメラとなっている。
現時点ではR6 MarkⅡをMarkⅢに入れ替える予定はなく、当分の間2台での運用を場面により使い分けをしていきたい。 むしろ、今後導入するとなるとボディよりもレンズの方が有益ではないかと考える。

