カメラを始めた頃はNikonを使っており、当然ながら当時は一眼レフ機であった。飛行機撮影にのめり込んだ当初、DXフォーマット(APS-C)のD7200、その後D500へと乗り換えて当時の一眼レフではフラッグシップのD5には劣るものの、秒間10コマを楽しんでいた。

D500の画素数は2088万画素で今でこそ低画素ということになるが、センサーも優秀で色彩も鮮やかに表現してくれたと思う。

秒間10コマあったおかげで飛行機などの動き物の撮影には威力を発揮してくれた。ライバル機だったCanonの7D MarkⅡとはほぼ同スペックで度々比較されていた。 これら2機は今でも名機とされている。

Nikon機を持って各地の空港へ撮影旅行をしたのもこの頃から。途中コロナ禍の時期があったが、屋外での活動が主体でしかも車での移動だったので、いろいろなところへも撮影に出かけたことも思い出す。

D500というカメラは、NikonにおけるDXフォーマットの最上機であり、使用されているセンサーやシャッターユニットも上位のフルサイズ機と遜色のないものだったと思われる。
とりわけ、現在のような被写体追従機能はないものの、AF性能優秀で動体をピンポイントで捕まえて捉える性能は素晴らしいものだった。 加えてシャッターを切った時の音と感覚は今では味わえない何とも言えない心地良さがあった。



現在のカメラのように、被写体をAI認識しつつ追いかけて秒間40コマで撮影できることからすると随分と性能差があるが、それでも高レベルでの撮影ができていたのを今更ながら思い知らされる。

一眼レフ機で決定的に差が出るところがファインダー。 ミラーレス機は基本的にEVFでセンサーが読み取る映像を見ているのに対し、一眼レフ機はミラーに映った実像をファインダ越しに見ながらシャッターを切る。 そのため、ミラーレス登場当初はEVFの映像にタイムラグがあることがネガティブとされ、動体撮影には不向きと言われていた。 ただし、リアルタイムであるのは優れているが、暗くなる時間だと被写体を視認するのが困難になるのが難点。

とはいえ、センサー性能は優秀で暗い場面でも被写体を捉えてくれるAF性能と高感度耐性も優秀だったので現在のミラーレスには及ばないが、夕景、夜間の撮影も楽しめた。


技術は進歩していつしか当たり前になってしまうが、少し前のことを振り返って昔の作品を眺めていると新たな発見もあるかもしれない。

