と言っても、もう夜更かしするような歳でもなく、早く陽が暮れることで夜間撮影の時間が長くなることを享受できる季節になった。
でやっぱり千里川土手。 夏場は19時頃まで日没しないので夜間撮影できる時間は限られていたが、今は18時前後に暮れるので長い時間粘ることができる。 天気がいい日は空気が澄んでいることも良い写真を撮るには適している。
残念な点がマジックアワーのちょうど良い時間に降りてくる飛行機や離陸する飛行機が少ない事。伊丹空港の場合17時〜18時頃は意外とトラフィックが切れてしまうことがある。もう少し遅い時間になると到着ラッシュになり次々と降りてくるが、既に空は暗くなっている。やっぱり撮るなら中型機以上の機体の方が迫力がある。
今回の機材は、三脚に固定してEOS R6Mark2とRF100-500、手持ちでα6700にFE85mm単焦点をつけての撮影。EOSの方はレンズが暗いが暗所での撮影でISOを上げても高感度耐性があることは実証済みで安心できる。 α6700についても、裏面照射型センサーのおかげもありISOを上げてSSを出来るだけ稼ぐことで動く被写体を暗所で止められる確率が高く、APS-Cながら夜間での撮影で実力を示してくれる。
19時頃になると次々と各地からの到着便が降りてくる。 羽田や那覇、福岡からは中型機以上の機体が使われているので撮影も佳境に入る。 この後、20時から門限の21時の間は離陸機もあるが、今日は何故か大型のB777が来る予定がなかったので最後までいることなく、引き上げることに。