Astechno の hikokiphoto

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福岡空港出張撮影①

3月も中旬に入りかなり温暖な気候になってきたが、このところの陽気のせいで各地で桜(ソメイヨシノ)の開花のニュースが聞かれるようになった。自宅近所の早咲き桜は既に先週末の時点で満開となっており、いよいよ春も本番だろうか。

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そんな中恒例となっている福岡空港出張撮影に出た。既に会社をリタイアした身にとって時間はオールフリー、平日を十二分に使える幸せを感じたい所だったがこの時期は学校が春休みとあって結構な人出だった。特に博多周辺の飲食街は外国人観光客の多さもあり人気店はどこもいっぱいの状況。ホテルも見た所稼働率は高そうな感じだった。

福岡空港は現在滑走路増設の工事中。
単滑走路の空港では日本一過密と言われる福岡空港は、その利便性の高さゆえに国内線のみならず、国際線の乗り入れも多く、ラッシュ時間になると離着陸する飛行機がかなり渋滞することでも有名。 3年間のコロナ禍で薄れていたが、航空需要とインバウンド需要の回復でキャパは既に満杯。しかも24時間運用ではないので天候などによっては着陸機に影響が出て、先日発生したようなJAL便の深夜戻りがこれからも頻発することは不可避。

羽田からのB787−8

羽田へ出発するJAL B777−200ER(国際線機材)〜あと少しで引退

現状使用中の滑走路の西側にもう1本平行滑走路を造成し、2024年〜2025年には使用開始されるらしい。その為滑走路上では絶賛工事進行中。

✨大型機が行き交う福岡空港

福岡空港は羽田往復便の需要が最大であり、JALANAも使用する機材は大型機が主体となっている。中でも長年活躍してきたB777の内、JALの所有する国内線用機材は既に退役しており、コロナ禍で余剰となっていた国際線機材が国内線主要路線に充当されてきたが、後継機材であるA350−900の受領も完了したことから、いよいよB777−200ERは姿を消す事に。

JALの国内線主要路線のフラッグシップとなったA350−900

常時こういった後継を目にすることができる。

ANAについては国内線用のB777-200ERと300を復活させつつ、今後の主流機材となるB787-8、およびB787-9が活躍する事になる。また、現在国内線最大のB777−300の後継機材とてはB787−10の投入もあるとの情報もあり、数年後には飛び交う航空機の種類も変わりそう。

GEのエンジンを積んだ豪華装備のB787-9

ANAはGEエンジンを搭載したB787-9を現状3機保有