Astechno の hikokiphoto

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弾丸撮影旅 〜出雲空港

連休合間の5月2日、しばらく行ってなかった出雲へ日帰り撮影をしてきた。普通なら出雲や松江周辺で宿泊したいところだったが、翌日からは高速渋滞も相当なものと考えられるため今回は敢えての日帰り旅。

鳥取、島根にはそれぞれ空港が2ヶ所あるが、発着便数が最も多いのは出雲空港であり、できるだけ短時間で多くの機体を撮りたいのと、この空港横の公園は滑走路に近くて撮影もしやすいことがここを選んだ理由。

伊丹発のJ-AIR。通常はER170が多いが連休の為かER190が使用されていた。

出雲大社という観光名所があり、年中観光客が訪れることから東京や大阪からは1日4〜5往復運行されている。 また、近年FDAが乗り入れた結果、現在は名古屋、仙台、静岡向けの便もある。もちろんJACの便も健在で隠岐島や福岡へのアクセスが可能となっている。

宍道湖を横断して滑走路へ侵入

JAL塗装機が多い出雲空港ではFDAのカラフルな機体は良いアクセント

離陸は着陸時とは逆に宍道湖へ向けて飛び立った。

この空港は宍道湖の西端にほぼ東西方向に滑走路があるが、強風で有名な出雲地域なので北風が強く吹く季節はパイロットも横風に気を使うだろう。 

西側(RW07)からの着陸の場合、多くは宍道湖の北側を旋回して降りてくるので空港にいるとその一部始終を追って観れる。

宍道湖を越えて左旋回、ファイナルベースへ。

のどかな風景をバックにリバースをかけながら減速。

タクシーウェイがないので滑走路端でUターンし、滑走路を走行してターミナルへ

旅客機の他にも警察関係や消防関係のヘリコプターの発着も間近で見ることができる。

島根県の消防ヘリが飛び立つ

今回撮影した出雲空港公園は、写真の通り広場と滑走路がかなり近いことが特長と言える。信州松本空港も周りには公園があり、飛行機との距離は同じく近いが、この出雲の場合東京からの便が時にはB767でやって来るので、この距離でB767を見れる空港はちょっと他にはないかも知れない。

ER190でもこんな感じの近さ

もう少し時間が経てばJACATRも飛来する予定だったが、帰りのこともあり今回はこれで引上げるとした。 自宅から往復700Km以上とあって、1日の走行距離としては少々多い。

帰り際、宍道湖の夕陽も写真にしたかったがそんな余裕はなく、やっぱり次回はどこかで宿泊がいいと改めて感じる次第だった。