
先日のANA SFC会員規約の改定発表が大きな話題になっていたが、その前に今月後半、5月19日以降の搭乗予約分からは国内線で新しい運賃体系と利用方法の変更が実施される。
予約画面や搭乗クラスの呼び方などは従来の国際線のものとほぼ同じとなり、それ以外はあまり変化がないように思ったが、実はかなり大幅な変更(改悪部分)も含まれていた。
特に、これまでなら最安運賃でも予約時に選択肢の制限はあれど、座席指定も無料で可能だったところ、今後は最安運賃の場合は出発24時間前にならないと座席指定ができなくなる模様。これは上級会員も同じとのこと。
試しに来月分で予約画面を確認したら、シンプル(=最安運賃)とスタンダードでは2,000円以上の差額があり、実質これが事前座席指定料金となっている。 ただスタンダードにすると預入荷物が1個→2個になるが、実質これの恩恵を受ける人は国内線では少数だろう。

サイトを見るとその他様々な項目での変更があり、一見便利になるような記載の仕方もあるがよくよく見ると従来より改悪になっていることも少なくない。
今後、現在検討されていると言われている国内線への燃油サーチャージ導入がこれらに加えられるとなるとますます空の旅のハードルが上がりそう。

自分としては既に現役を引退し日常的に飛行機を利用して仕事に行く機会もほぼなく、まして海外出張などもない状況では今回の一連の改定によりそれほどの影響はないが、今、現役で各地を飛び回っている方々にとっては何かと窮屈になるのではと同情する。
以前は思いついた時に席が空いていれば気軽に飛行機で旅行することもしばしばあったが、これからはそんなこともやり辛くなると思うと、飛行機旅が遠のく上、長年利用していたANAの存在もSFCの規約改定のこともあって益々薄くなるいっぽう。
それならばより格安のLCCなどを利用して、と思うが残念ながら大阪空港にはLCCの発着はなく、関空まで行く必要があるので不便。 せめて神戸空港にもっとLCCが乗入れしてくれると良いのだが、現状期待薄。


現状確認する限りJALについては最安運賃でも予約時の座席指定は可能なようなので、その点ではJAL便の方が都合が良さそう。とはいえ同業としては追従することも十分あり得る。
ANAもJALも国内線は特定路線以外は基本的に不採算と言われているらしく、今後は両社ともに国際路線の拡充を図ると言うのが当面の経営方針であり、国内線は利益を如何に確保するかが大きな課題で、そのための施策の一環だと思うがちょっと残念。