JALもANAも使用機材については基本、国内線と国際線では使い分けをしているのが普通だが、機材の運用上の都合、または臨時で機材が不足することがあり、その場合は国際線用機材が国内線に使用されることがある。ただ、普段国内線用として使用されている機材が国際線に入ることはほぼ100%ない。
現状知る限りではJALとANAの国際線機材で定期的に国内線に入る機材は以下の通り。
B787−8
B737-800
A320-NEO
以前はANAの B777-300ERが成田ー伊丹間で定期運用されていたが、現在は利用者が減ったせいか定期運用も臨時もほぼ無くなった。
当然ながら国際線機材の場合は同じ機種の国内線機材に比べてかなり座席数は減ることになるが、使用する側としてはラッキーかもしれない。特にJALだとClassJであれば国際線のビジネス座席になるので食事はないが得した気分になるだろう。


※JALの国際線機材には上記の他に186人乗のものもある
B767−300ERや B737-300の国際線用機材でも年数は古いが全席に個人用モニターがあったり座席ピッチが少し広かったりと”当たり”を体感できることも楽しみの一つ。



ANAだと国内線のプレミアムクラスが国際線ビジネスクラス席となるので対象座席数が多くなることで客単価が上がり、これは利用者というよりはエアライン側も都合が良いと言える。特に主要路線についてはプレミアムクラスの人気が高く、予約もそちらから埋まるような状況。

このような運用自体は本来の機材運用からは外れていると考えられるが、その背景としてはコロナ禍からの需要回復に対して機材不足があると言える。 国際線がこれ以上に増加してくると今の状況ではかなり機材のやりくりは難しいことが予想される。 最近になり航空機メーカーの納期遅延も解消しつつあり、順次新造機が納入されているようなのであとしばらくすると国内、国際線併用の場面も減ると予想する。
今後、JALだとB777-300ERがA350-1000の導入により運用上の余裕ができて国内線への投入が今以上に増えることも期待できる。 他方、ANAは現在併用する78Mを B777-200ERやB767−300ERと同様に国内線用へ改修して併用機材を減らす可能性がある。
いずれにしても使用する側からのちょっとした楽しみが少しでも長く続いて欲しいもの。