蒸し暑い日が続くこの頃、京都駅近郊の京都鉄道博物館へ行ってみることに。以前、梅小路機関車博物館の頃は家からも近いので子供を連れて何度か訪れたことがあったが、リニューアルされた後は行く機会もなく、今日初めて訪れることになった。
正直、現在は鉄道写真を撮ったり鉄道旅(鉄旅)もやらなくなったが、高校生から大学生の時代にはたびたび鉄道で出かけることもあり、また幼い頃から身近に鉄道があったので興味は持っていた。そのためガチの鉄ちゃんには及ばないものの知識は普通の人以上にあると思う。
こうして見ていて気づいたが、かなりの率でこれら展示されている車両が現役時代に自分が出張や旅行で乗ったり、現物を見ていたことを考えると、自分もこうした歴史と共に歳をとってきたことを思い知らされる。(=年寄りになったということ!)
京都鉄道博物館の特長はかつて活躍したSLが単なる静的な展示だけではなく動体保存されている点で、一部のSLは今でもイベント列車や季節運行される場合にはここから派遣されていたり構内を走らせたりして楽しませてくれる。
SLはその大半が昭和初期から戦前に製造されたものであり、各車両のプレートには製造年と製造メーカーが記されている為、これらを見るのも感慨深い。
リニューアル後初めてとはいえ、久しぶりに訪れた場所であったが、ノスタルジーに浸るというより自分がノスタルジー化してしまったような感覚にされてしまった。良い夏の日の思い出になったかも。
館内は鉄道展示のほか、様々な体験コーナーやアトラクション、鉄道模型のデモ走行などがあり小さい子供を連れて行くにはもってこいの場所。 なぜか外国人も割と来られていたのが印象的だった。