Astechno の hikokiphoto

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地方空港間で活躍するフジドリームエアラインズ

今回、阿蘇熊本空港と信州松本空港で撮影をしたが、いずれの空港にもフジドリームエアラインズFDA)のカラフルな機体を目にすることができた。特に信州松本空港には現在定期就航しているのがこのFDAがほとんどで毎日6便が札幌、神戸、福岡へ運行されている。少し前まで休止していた大阪便が復活しているが、これは毎日1往復をJALが担っている程度。 FDAは静岡の富士山空港と名古屋飛行場(小牧)及び神戸空港が拠点のようだが、特徴としては大都市間を結ぶというよりはむしろ、地方の主要都市と都市を結ぶ役割が主のようで、航空需要の新たなマーケットを創出している。 以前は地方都市間を結ぶ路線に関しては航空運賃=高価という固定概念があるためか日本国内では発達が遅れていたが、各地方都市で空港が整備され、また小型のジェット機や最新のプロペラ機などの導入により利用客も快適に移動できるようになったことは需要増につながっている。 運賃についても利用日、事前予約の期間により比較的細かく設定がなされており、うまく予約するとLCC並みの運賃で購入することができる。 

信州松本空港に飛来。

天気が良ければアルプスの山並みが綺麗に映える

FDAが使用する機材は全てエンブラエルのE175となっているが、それぞれ綺麗に塗り分けられていることもあり、同じ型の機体でも撮影していて楽しく感じるのは他社と大きく異なる点。

今後、羽田/成田や伊丹/関空への乗り入れがあるかどうかだが、国際線との繋ぎを考えると各地方都市から羽田または成田、及び関空へのアプローチを実現しても良いのではと思う。