Astechno の hikokiphoto

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初夏の陽気に誘われて☀️

今年の3月は雪が降るなど季節外れの寒い早春だったが、4月に入りようやく桜が開花したと思うと今週はいきなり25℃以上の夏日。

国内線用に新しく投入されたANAB787-10(78X)  ほぼ新車

いつものスカイランド原田と千里川の土手には多くの見物人や飛行機カメラ好き、さらには配信を行うYoutuberが集まった。

那覇から飛んできたANAB787-9(78G)

気温も高いがこの時期にしては空気も澄んでおりくクリアな青空が広がったおかげで、空が白飛びせず写真を撮ることができた。

 

千里川での定番ショット。 やっぱりB787の翼のシナリが映える。

今回、スカイランドではRF70−200 F2.8 L IS USMを使って撮影したが、千里川土手では飛行機を至近距離で広角に撮りたかったのでRF15-30の普通の広角レンズを使用して撮影した。やっぱりLレンズほどのシャープさが得られないのは仕方ないところだが、広角レンズらしく迫力のある写真が撮れたので満足。

 

縦構図で機体の大きさを強調。 ANA B787-9

 

このほか流し撮りもいくつか試すが、いつもの通り確率が悪いので少しSSを早めて何とか😅

流し撮りだとDHC-8はプロペラを止めずに撮れる

 

やや控えめの流しにして歩留りをよくして撮ったB777−200ER

国際線併用機材のB767-300ER (76E)

この日はいつもよりB767が多く飛来した。カン高いCF6のエンジン音が響く

4月とはいえ、紫外線もかなり強くなっているのか数時間の撮影で腕が赤く焼けていた。まだまだ快適な気温ではあるが、もう少しすると暑さで厳しくなることだろう。

 

性格が異なる夜間撮影。 飛行機✈️と夜桜🌸

夜間の撮影と一言でいっても被写体によってはカメラの設定も異なる上、動く被写体と止まっている被写体ではそれぞれ設定も変わってくる。

飛行機の夜間撮影に関しては確かに多く経験してきたが、夜桜などの自然を相手にすると全く写真の性格も違うので、どのような写真にするか、主題をどれにするか悩ましいところ。

密集する花に全てピントを合わせるのは普通の撮影ではできない

桜などは群がって咲いているのを塊として主題におきたいものだが、全部にピントを合わせようとすると無理が出る。いわゆるフォーカスブラケットで複数箇所を捉えて合成させるような技が必要になる。

できればどこか1箇所、絵になる所を探してそこを主題としてその他はぼかすことで構図を決めたいもの。

手前の枝葉に咲く花を主題に背景はぼかす。

手前をぼかして奥に咲く花にピントを合わせてみた

こちらは疏水面と奥のトンネルにピントを持ってきて手前の桜はぼかした

何を主題にするか、ピントをどこに置くかはともかく構図としてどうすれば映える写真になるか、与えられた現場の環境でいかにして組み立てるか、やっぱりもっと経験が必要と思い知らされる。

 

と、ここまでは動かない被写体に対しての夜間撮影について触れたが、飛行機についてはもちろん、停止している機体もあり、時速200kmで通り過ぎる機体もありで昼間と違ってそれぞれカメラの設定を変えつつ被写体を追う必要があるので、これはこれで、慣れと経験が必要なのは確か。ただ、カメラの性能、特にAF性能が優れていて夜間でも被写体を追ってくれるのは大変助かる。

着陸前とはいえ時速200km以上で通り過ぎる機体を暗所で追う。

着陸するA350-900を背後から追う。機体に滑走路灯が反射している。

絵になる夜間のDHC-8の後ろ姿。 プロペラが止まらない程度のSSで撮る。

夜間の場合、ISO感度を上げるか、SSを遅くするか、あるいはF値を下げるなどして被写体の姿をできる限りデータに残して撮りたい。

ゆっくりと滑走路に侵入してくる機体をブレないように追って撮る

 

止まっている機体の場合、極端にSSを遅くして撮影することでちょっと幻想的な写真にすることができる。特にF値を上げると滑走路灯や機体のライトに光芒ができて煌びやかになるので映える写真が撮れる。

 

衝突防止灯や滑走路灯が光芒を作ってくれる

今のカメラだと動きの速い被写体でもISO感度を上げることで捉えることが容易にできる。 ノイズも当然出るが編集ソフトでかなりの部分リカバリーできるので、三脚なしの手持ちで動く飛行機を捉えることも可能。

 

結論として動かない花も時速200kmの飛行機も今のカメラだとそれほど技術がなくても夜間撮影で写真にできる。しかし構図をいかに決めるかで写真の出来栄えも決まるというもの。それゆえ感性をもっと磨かないといけないということか。

 

 

今年のGWの計画は✈️

4月も中旬、気温も昼間は夏日に届きそうなくらいの陽気。そろそろGWも近くなってきた。コロナが感染症5類になってほぼ1年。街中の飲食店、観光地は休日にはどこも満員の状態。加えてインバウンドの回復でホテルも価格上昇、しかも予約が取りにくいといった具合でほぼ5年前の状況に戻った。

そんな中で迎える今年のGW。うまく休暇を取れば10連休になるようだが、日本国内はおそらく道路は大渋滞、ホテルも満杯、行き先の観光地も多くの人人人で埋め尽くされそう。ならば、やっぱりこの機に海外へ行くのがベターかと思う。問題は航空券の価格。一時に比べて落ち着いたようだが、やはり以前のようなレベルにはならない。LCCだと確かに見た目安いように見えるが、なんだかんだ追加料金の上、運行状況が不安定だったりするとメリットは感じないので結局フルサービスの航空会社から選ぶことになりそう。

日本を代表するLCCPeach。でも最近運賃もそれほど安くない?

色々みていると、東南アジアだとシンガポール航空やタイ航空がキャンペーンをしていて割と安いレートで運賃設定しているのが目立つ。特にタイ航空はタイへの観光客がまだまだ十分戻っていないのと、とりわけ日本人旅行客が依然として少ない事もあり、積極的に営業展開している模様。

シンガポールを経由して複数都市を廻るには便利

タイへ行くならやはりタイ航空がベストか

 

 

近隣の韓国、台湾においては日本への旅行客が旺盛で多くの便を日本の各地へ飛ばしている為LCCを含めてかなり多くの選択肢があるのは事実。それでも以前比べてまだ高く感じる。差し当たり行き慣れた台湾をターゲットにして探すことに。

台湾新興の航空会社であるSTARLUX。安価な運賃設定の時もある。

最近は台北を経由して東南アジアへ向かうLCCも複数あり。価格だけならアリ。

航空券検索サイトのSkyscannerを使ってあれこれみていると、安いのは基本的に経由便だったり中国の航空会社を利用する中国経由便が目立つが、台湾や韓国だと経由はほぼないというかあり得ないが、台北経由してバンコクへ行く便がアジアのLCCで複数あるのでこれで台北へ行くのも価格重視ならいいかもしれない。でもちょっとLCCは。。。

そこで発見したのがHISのチケット。これはおそらく基本は団体用のばら売りだと思われるが現在の相場では安い部類のチケット。ただしフルサービスキャリアといっても座席指定ができないものになっていた。つまり、出発当日にカウンターでリクエスト、希望の席が空いてたらラッキー、というものだが、ま、無料受託手荷物、機内食は普通にあるようなのでこれを選ぶことにした。 ちなみに航空会社はEVA航空、故にStar Allianceのステイタスがあればラウンジも使えると思われるので期待できる。(実際どうなるかは当日のお楽しみ)

EVA航空は関空便にも B787-10やB777−300ERを導入している。

連休中の出発でまずまずの航空券代なので良しとしたが、台北市内のホテルがバカ高いのには驚いた。日本とは違い特別ハイシーズンではないはずだが、東京のレベルよりも高いと感じる。今回予定としては台北のみ滞在なのでホテル代が結構嵩ばりそう。

先日の台湾東部の地震の際、台北市内もかなり揺れたようだが幸い大きな被害がなく、問題なく訪問できそうなのでひとまず安心。長年仕事でお世話になった台湾だけに被害を受けた地域や住民の方々の一日も早い回復を願うばかり。

 

 

 

 

 

ようやく咲き始めたソメイヨシノ🌸  日野町→三井寺

ここ数年、桜(ソメイヨシノ)が満開になるのは3月下旬〜月末で4月にはほぼ散っていたが今年はかなり久しぶりに4月の満開となった。どうやら一気に満開になったような感じで雨が降ればすぐに落ちてしまいそう。

やっぱりこの季節は気持ちがいい

自宅のある琵琶湖周辺は京都、大阪に比べてやや気温が低いので若干遅れ気味だが八分咲といった感じ。しかしこの週末は気温も高いのでみるみるうちに満開になると思われる。

日野川ダム湖周辺の景色

市街地から離れたところではまだ満開ではなかった。

週末で人も車もいっぱいだろうと、少し市街地を離れたところへゆき花見と写真を楽しむことにした。 滋賀県の東部(湖南市)は鈴鹿山地の麓でもありやや気温が低く市街地よりも開花が若干遅めだが素晴らしい風景と昭和な雰囲気がある街並みが風情を感じる場所。

 

昭和レトロ漂う街の中にこのような施設もあるのでありがたい。

御在所、湯の山温泉を結ぶ街道沿いにあるこの日野町は近江商人の街でもあり、旧家が立ち並んでいる。周辺は田園風景ながらこの街道には多くの店が並んでいる。また、言わずと知れた近江牛の産地であるので、意外と手頃な値段で味わえる店もある。 今日は街中にあるちょっとしたお店で簡単な昼ごはんをいただいた。公共の施設だが駐車場、公衆トイレもあり無料で使用できる。

 

 

夕方近く、今度は自宅から徒歩で行ける三井寺付近をカメラを持って散策。近づくにつれ多くの車と見物人が視界に入ってきた。やっぱりというか、三井寺が夜桜開放している事もあって他県からの訪問客も多くまた、インバウンド客もかなり見られた。

ここもまだ満開ではない状況。半日くらいするとおそらく満開になるだろう。

この辺りでの撮影スポットは琵琶湖疏水の両脇に咲いている桜ではないかと思うが、かなりの人だかりで撮影するのも一苦労。 こんな場所で三脚を立てて陣取っている輩もいて動画でも撮影しているのか、少々迷惑。

 

まだ空が少し明るい状態で撮影。

場所を変えて撮ってみたがまだ満開ではないため空白が目立つ

桜の撮影というと秋の紅葉同様にカメラ愛好家にとっては重要イベントであるが、やってみるとこれがなかなか難しい。特に今はスマホでも十分綺麗な写真が撮れるので、単純に記念撮影程度ならスマホで事足りるのは確か。

わさわざ高額なカメラとレンズを使用するならそれなりの写真を、と思うとなかなかシャッターを押せない。特に構図をどう取るかが最大のポイントで、構図あってのカメラ設定ではないかと思う。さらに、ボケ感を生かした一眼カメラならではの写真を撮ってみたいもの。

空が暗くなってからの撮影。奥行きを強調すべく前ボケを入れた構図にした。

 

このあたりの桜が終わると湖北の桜や遅咲きの八重桜が咲き始めると思う。来週あたりまたどこかで花の撮影もやってみようかと思う次第。飛行機も良いがたまには自然相手の写真も!

 

 

 

遅れてきた春🌸

例年に比べて今年の桜の開花は一週間ほど遅く、1年前だとすでに満開だった3月末だがやっと開花しはじめたところ。

咲きはじめた桜はソメイヨシノではない種類

先週の半ば、彼岸も過ぎたというのに朝から一面の雪景色だったので開花が遅れるのは致し方ない。

彼岸すぎの降雪。車の上には10〜15センチくらい雪が乗っていた

この数年地球温暖化のせいで桜の開花時期が早まっている、などと言われてきたがそこはやっぱり自然。人間とは時間軸が違うので20年、30年程度では語れないのだと思う。

そろそろ新年度、新学期も始まる。最近ではあまり見れなくなった桜満開で入学式というのも今年は見れるところも多いかも。

 

気候が良くなると飛行機撮影✈️も楽しくなるもの。

ANAは3月27日から国内線用の B787-10を就航させている。同機種は腕に国際線用に3機導入されているようだが国内線用は初めて。エンジンはGE製のGE-NxでJALB787や近年ANAB787-9 "78G"に搭載されているものと同じシリーズ。基本的に老朽化しているB777の更新となるが、新しい機種が国内線で見れるのは楽しみ、しかも大型機となると一層期待増。

ANA B787-9 "78G"  国内用B787-10も同シリーズのエンジンで呼称は"78X"

B787-10については個人的には台湾のEVA航空、シンガポール航空の機材で何度か搭乗したことがあるが、長胴の機体だけあって奥行きがあるのを実感した記憶がある。

ANAの新機材もJALA350-900に対抗する為、全席に個人用モニター設置、電源ポートも充実しているようなので機会あれば是非利用したい。

 

そのほかスペマ塗装機には最近乗れていないので、今年中にどれかに乗れたらと思う。その為にはできるだけ安価なチケットをおさえる努力も必要かも。

Green Jetのターボプロップ

大阪万博PR機材のミャクミャクジェット。

運用が延長されたSTAR WARS C3PO

などなど、いずれも伊丹空港発着便でもお馴染みな機体だけになんとか実現したい。。。

 

 

飛行機撮影の聖地〜千里川土手は昼も夜も。

飛行機撮影の聖地として今や全国的に有名になった千里川の土手。

今回は2024年春先版。

 

まずは昼間の千里川土手。

頭上をかすめて通り過ぎる飛行機。過ぎ去った後の後方乱気流を肌で感じることができる。

B737クラスの飛行機でも頭上を通過する時は迫力満点。

広角レンズを使用して真下から機体全体を捉えることで迫力のある写真を撮りたい。

 

このレベルの機体が通り過ぎると後方乱気流が襲ってくる

みんなが喜ぶ大型機の通過。

その昔、B747が飛び交っていた頃に比べると現代の飛行機は至ってジェントルで周囲のものを吹き飛ばすような大型機が少なくなったのは残念だが、それでもこの距離で見られるのは貴重な場所。

 

 

春と秋の季節は特に夕景が綺麗で、日没後の空の色の変化を楽しめる。

 

この場所では夕方〜のマジックアワーが撮影チャンス

空がオレンジ色から徐々に青緑、青から紺色に染まってくるが、タイミングよく飛行機が降りてくるとは限らない。

日没直後の残照に反射する機体と宝石が散りばめられたような滑走路灯

 

DHC-8の前照灯が後ろからプロペラを照す

離陸機が滑走路へ入るところはまるで飛行機が舞台袖から舞台上に出てくるかのよう。

舞台に上がるJALB767。 しかし垂直尾翼の照明が切れてる。

空が完全に暗くなると、カメラを三脚に固定して長秒露光を使って撮影する必要が出てくるが、カメラが高感度に強いので手持ちでもISO感度を上げてできるだけ早いSSで撮影することができる。 着陸機など動きの速いものは流し撮りの要領で被写体を止める。 しかしこれは何度もトライ&エラーをしないといけない上、成功率はかなり落ちる。

かろうじて止められたATR42の機体 ISOは20000

もちろん高感度で撮影するとノイズも出るが、優秀な編集ソフトにより観れる写真にしてくれるのは助かる。

 

どうしてもゴーストが出るが、これもちょっとしたアクセントになれば??

機種によっては昼間の印象と夜間の印象で全く異なるため、どんな機種でも一度夜間に撮影してみることをお勧めする。 工場夜景と同じような感じかもしれない。

 

DHC-8も正面からだと精悍な印象

 

近くの駐車場から捉えたJALB787

この千里川土手は近い将来豊中市が公園整備をするという話。今は近くに駐車場こそあるが近辺にはトイレもない状況。その割には週末になると沢山の見物人が訪れることもあり、ようやく行政が動いて整備することを計画した模様。 いずれにしても公共の場所であるので最低限のマナーを守って利用して欲しい。

 

 

 

関西空港の近況について思う事 【雑記】

 

関西の空の玄関である関西空港。今年で開港から30年を迎え、来年開催予定の大阪万博を控えて現在ターミナルは鋭意改装中。

開港当初は3500Mの滑走路1本だったが、その後4000Mの平行滑走路が完成し、国内では唯一最長級の滑走路2本を有した24時間稼働の巨大空港

個人的には偶然ではあったが、1994年9月の開港当日に北京出張の際にこの空港を利用したこともあり、以降、数え切れないほど利用した空港でもある。

あの時代、海外に出る便で使用される機材のほとんどがB747(ジャンボジェット)だった。上海、台北、香港、北京、ソウル、シンガポール行きのJAL、CX、SQ、CA便はほぼ当時の花形機材である、B747-400だった。

その後時代は変わり、ジャンボジェットも国内外で姿を消しつつあり、その代わりに中短距離路線では中小型機を使ったピンポイント運行が主流となってきた。 

航空写真を撮る側とすると、機体はやっぱり大きい方が迫力があり絵になるので寂しい所。

 

現在、世界で使用される大型機の代表格であるB777-300ER

関西空港にはそれでもまだまだ大型機と呼ばれる機材は多く乗り入れており、コロナ前まではエアバスA380での乗り入れもあり、現在はB777−300ER、A350-1000もアジアの航空会社を中心に飛来している。

B787では最長の胴体となる−10も見ることができる

特に、コロナ禍が明けてからのインバウンド需要が凄まじく、韓国や台湾、ベトナム、タイからの訪日客の需要に対応して各国の航空会社も大型機材で1日数便往復するなど、アジアの勢いが目立っている。 今後、VISAの要件次第ではインドからの訪日客も増えるだろう。すでにエアインディアはTATAグループの資金をバックに、大型機材の大量発注を実施しており、これらが日本路線にも充当される可能性は高い。

 

他方、LCCと呼ばれる航空会社は比較的小型の機材で機動力を生かした運行で日本路線に攻勢をかけている。韓国、香港をはじめ東南アジア系の航空会社はA321やB737MAXといった中型機というよりもむしろ小型機派生の機材でタイ、マレーシア、ベトナムを結んでいある。もちろん、台北経由便などもあるが、より多くの需要を満たす上で重要な戦略と言えそう。

単通路機でも5000kmレベルの飛行が一般的になった

昨年秋から就航したBatikAIR. 台北経由でタイのドンムアンと結ぶLCC

単通路機で4、5時間のフライトと言われると年長者には厳しい感じが強いが、若者にとってはその分、安く行けるので問題ないのだろう。

 

日本のPeachも仁川、台北への便を復活させ、更にバンコクへも就航。

前段で記した通り、我々の世代は海外は大きな飛行機で、というのがありどうしてもLCCではなく大型機中心のフルサービスの会社には引き続き関空への乗り入れを継続してほしい。

 

タイへはやっぱりこのような飛行機で行きたい

アジアのインバウンド需要で賑わう関空だが、現時点では欧米路線が至って寂しい状況。この面では今年夏以降、以前の路線が復活できるか注目したい。特に羽田の枠は限界に達していることもあり、欧州主要都市や北米からの便が関空にも流れると良いと思うが果たして?

かつてはBAの定期便もあったが

ミュンヘンへ行く便も就航していた

AIR FRANCEはコロナ禍を通じて今も関空便を継続している。

地元民だが関空については未だに不満がある点として、やはりアクセスの不便さではないかと思う。今でも大阪市内から1時間程度はかかる。近隣地域だと2時間以上は当たり前。この点30年経過してもそれほど大きく利便性が改善されたとは言えない。あと何年かすると大きく変わるようだが、来年の万博までには間に合わない。

関東の成田空港はこのところ鉄道での所要時間も大きく短縮されていて、先日利用したが特急料金なしでもかなり早く都内から行くことができる。

 

神戸空港は現在は国内線のみで運用

この先、伊丹に国際線が復活する可能性はほぼ皆無と言えるが、万博へのインバウンド需要への対策として神戸空港の国際化は決定しており、着々と準備が進められている。神戸も海上空港ゆえ理論的には24時間稼働できるポテンシャルは持っているが、空港周辺のインフラはまだ不足している。 現在は関空、伊丹、神戸は関西エアポートという一つの会社なので上手く連携してシナジー効果が出せれば良いが。