ロシアによるウクライナ侵攻の最中、また依然として収まり切らないコロナ禍ではあるが年に数回実施している東京での撮影出張に出かけた。3月に入ってようやく春らしい気候になりつつあるが、空気は冷たく春本番にはまだ時間がかかりそう。羽田空港内は一時の事を思うと随分人出も増えた印象。ただコロナが流行り出した頃に比べて桁違いに感染者が連日報告されているが、何処となく人々のコロナ慣れが進んでいると言わざるを得ない。国際線専用の第3ターミナルにおいても利用客が戻っているようで徐々にかつての賑わいが戻りつつあることを感じさせられた。
伊丹ANAラウンジからの眺め。
本日の搭乗率は70%程度。
かつて札幌、沖縄、伊丹、などの重要路線で活躍していたB777-300の国内線仕様機材がこのように引きずられていくのを見ると切ない気持ちにさせられる。 おそらく退役は決まっていると思うが、エンジンの問題やコロナがなければまだまだ活躍していたはずだが残念。
JALの方は元々B777の置き換えとしてA350シリーズを予定しており、順調に機体の受取も進み、現状国内専用はほぼ終了したのではないだろうか。一方ANAの場合、B777の置き換えとしては国内線はB787がその役割を果たすのだと思うが、B777-300ほどのキャパに対応する国内線機材は今後導入するのだろうか。