ANAの中型中距離用の主力であるエアバスA320/321neoに搭載されているP&W社製のエンジン、PW1100G-JMシリーズにおいて再度FAAから改善命令が出された。

どうやらエンジン内部のファンブレードの破断が複数発生し、中には火災を起こした事例もあったらしい。そのため改善命令発効後30日以内に部品の取り外し、交換が必要になる。

このエンジンについては3年ほど前にエンジン部品の材料不良によるリコールがあり、大規模な改修を実施、1年以上の期間を経てようやく完了したばかりで、その間保有機材のやりくりの関係もあり減便や欠航も余儀なくされた。

今回の改修命令による影響はどの程度になるかまだわからないが、ANAはB787のRRエンジンといい、今回のA320シリーズのエンジンと受難続き。 同じ機体でもB787のGE-NxやA320のCFM-LEAP-1にはこれまで大きなトラブルがないのは不運としか言えない。

対象となったエンジンは世界でも初めての機構を採用したもので優れた燃費性能と静粛性を持っており、これを搭載したA320/321neoは個人的には推しの飛行機なだけに少し残念。今後の運行に大きな影響が無いことを願う。
※*** 1/16付 Aviation Wireのニュースによると今回の改善に関してANAはすでに実施済みであり運行ダイヤには影響なしとのことでした。****
