「たくあん」の愛称で航空ファンのみならず、多くのファンを魅了していたANAのB777-200ERの特別塗装機である”STAR WARS C3PO JET” 機体番号JA743A、が2026年1月初旬をもって約9年間続いた特別塗装を終了する。
2年前に一度終了のアナウンスがあったが延長されてファンを喜ばせていたが、残念ながら今回は延長の期待は出来なさそう。
この種の特別塗装が9年間も継続されたというのはかなりレアケースだと思う。通常は1年〜長くても2年くらいなので人気度の高さが伺える。

この機体で使用されているB777−200ERは最長航続距離が14000kmで、当初は国際線用か、または現在の76E(B767-300ER)や78M(B787-8)と同様に国際、国内線併用の予定だったかもしれない。ただ、2019年に発覚したP&Wエンジンのリコールによる欠航、その後のコロナ禍により、多くのB777(国内用、国際用)が退役、売却されたことで、国際線には燃費に優れたB787に置き換わり、結果的に現在は国内線仕様のみの機材となっている。

国内線仕様とはいえ、2021年以降大幅な機内装備の改修があり、2クラス制でありながら全席に高精細な個人用モニター、充電用ポートを設置し、ANAの国内主要路線である羽田ー伊丹、福岡、沖縄、新千歳をはじめ、時には関西空港、神戸空港線の早朝便に入るほか、夏季限定で石垣線でも活躍している。

B777は兄貴分である国内線用のB777−300、および国内線用の-200が退役を迎えつつあり、キャパの面では最新のB787−10が優るものの、現在7機あるこのB777−200ERは比較的機齢が浅いことから特別塗装は終了してもこれからも幹線主力機として活躍することだろう。

果たしてLAST FLIGHTはどの便なのか、もう直ぐすると明らかになると思うが、おそらく予約殺到は間違いなし。 これにより最後まで残ったSTARWARSの特別塗装機はすべて終了する。 次はどんな企画、特別塗装機が出るのかそれも楽しみな2026年。