千里川土手で飛行機撮影するのはやはり、夕景〜夜間の撮影で「作品」を追求したい。
ただ、この場所が近所でいつでも行けるような立場ならともかく、多くても一週間に一回が関の山という現状だと、天候も含めていつも良い条件、期待する飛行機が撮れるわけではなく悔しい思いもする。 しかし、飛行機という規則性があるようでない被写体を追いかけることもある意味飽きのこない趣味かも知れない。


千里川土手は以前投稿の記事通り、今年から大規模な改修工事に入っており、土手の道路も舗装工事が進行中で、まもなく片側(滑走路に近い方)が工事完了する予定。また、川底も砂利などが取り除かれて整備が進んでいる。その為、これまでは夏場は草ぼうぼう、強風や飛行機の通過時に巻き起こる後方乱気流で砂埃が舞い上がる環境だったが、早晩これらも解消される見込み。

思い起こせばこの場所はまだ伊丹空港に国際線が就航していた時代から、飛行機見物の名所であったが、ようやく行政もこの場所を市民の憩いの場として整備するに至ったのも、背景には伊丹空港の存在が肯定化され、かつての反対派の影響が弱まったせいかも知れない。
また、近年のSNSによる映えスポットとして全国(全世界?)に知られる存在となり、休日には遠方の他府県ナンバーの車やレンタカーがかなり目立つようになり、30年前に比べたら確実に見物客が増加しているのも河川整備のきっかけになったと思う。

「飛行機撮影の聖地」と呼ばれるくらい、飛行機写真好きには注目される場所であるが、SNSにアップする写真も単なる飛行機のスナップ写真ではなく、ちょっとしたアクセントや迫力のある描写を入れたものを求めたくなる。 その意味ではこの場所で夕方〜夜間での撮影は作品つくりにはもってこいといえる。
とはいえ、夜間の動体撮影は簡単ではなく、カメラ側の設定などの知識は必要だが、現在ではカメラ性能と優秀な編集ソフトがあるお陰で、超高級なレンズやプロのテクニックがなくてもちょっとした「作品」が得られるのは嬉しい限り。


千里川土手のショットで定番なのが、離陸前に止まっている飛行機と滑走路の誘導灯の光の画像であるが、このショットを撮るには基本的に長秒露光+高いF値が必要であり、かつ被写体である飛行機が数秒間停止することが条件。 ただ、意外にもこのポジションで停止する飛行機は少なく、多くの場合向きを変えると同時に動き出す。
確かに現代のカメラはISOを上げることでSSを上げても破綻しない画像が撮れるが、クリア度は高くない。 これもその時々の「運」によるので、一朝一夕とはいかない。
こうした夜間での動体撮影でカメラの操作など色々と経験、習得することがあり、趣味の領域であるが似非専門家みたいな面もできるのは自己満足だが充実感はある。
