APS-C機のEOS R7を売却し、しばらくはEOSR6Mark2の1台体制となっていたが、やはり飛行機撮影にはAPS-C機が不可欠ということとコンパクトで手軽に持ち歩けるカメラとして、今回Sonyのα6700を導入することにした。
SONY機はこれまで所有しておらず、当然ながらレンズの手持ちもないのでカメラ単体購入ではなく先ずはキットレンズ付きのものにしたが、CANONに比べて比較的安価だったのは大変助かった。キットレンズは18㎜~135㎜ F3.5-5.6 という広角から望遠域までカバーする便利ズームレンズ。
このカメラが発売されたのは約1年前。現時点ではSONYのAPS-C機としては最新のものとなっていて、裏面照射型のCMOSセンサーをはじめ、AIプロセッシングユニットや画像処理エンジンもフルサイズの上位機種と同じものが搭載されている。
画素数としても2600万画素ということで扱いやすいレベルではないかと思う。

購入後初めての撮影が紫陽花
購入後最初に試したのが季節柄紫陽花の撮影で前回の記事で報告した通り。 その後移動していつもの伊丹空港で飛行機撮影を試した。 このカメラにも被写体認識の項目に飛行機があるので、試したところAF機能に関してはほぼ申し分ないレベルだと感じた。ただファインダがフルサイズ機と違い左端にあるので少々戸惑いもあるが、EVFなので特段問題はない。
動きもの撮影で重要な連写性能だが、これは秒間11コマとやや控えめ。SONYは電子シャッタ―は単純にサイレント撮影用のみで高速シャッターとしての機能は持っていない。現状、電子シャッタ―による歪みは同社のα9Ⅲで搭載されるグローバルシャッターでもなければ完ぺきには抑えられないことからすると仕方ないかもしれない。

着陸して滑走するB737−800を被写体認識AFで追いながらシャッターオン
キットレンズとして付属している望遠レンズは135㎜端だが、フルサイズ換算で200㎜相当ということで結構便利に使える。 もちろん、画質に関しては贅沢は言えないがガチで飛行機撮影するわけではない場合でもある程度使えそうなのは有難い。 以下この日と別の日に撮影した作品を掲載するが、解像性能もまぁまぁあり、EOS R6Mark2+RFのLレンズで撮影したものと同等とはいかなくても許せる範囲と思う。

いきなりの流し撮りで確かめる

少しピンが甘いのは腕のせいか!?

流さずに止めるとクリアな画像に

展望デッキから捉えた機体

背景のマンションもよく解像していると思う

ちょっと大きくクロップした画像だが、なんとか見れる程度。
今後、もう少し高いグレードのレンズで撮影するとより高画質の作品が撮れると期待できそう。 また裏面照射型のセンサーということで、暗所、夜間での性能を試してみたいところ。操作性に関しては個人的な印象として、Canon機と大きく異なる点は少ない。ダイヤルも手前に2か所、奥側に1か所あり、概ね直感的に操作ができるのは嬉しい。ただ1点、ズームリングの回転方向がCanonと逆なので、撮影中にズームリングを操作する際思わず逆にまわしてしまう。これはSIGMAのレンズだとCanonと同じ方向なので解消できると思う。

APS-Cでも満足できるカラー描写が得られる。流石にセンサーのSonyだけある。
冒頭で記した通り、コンパクトなカメラなので持ち運びはかなり楽。故に街中スナップはもちろん、旅行先へ気軽に持参できるカメラでしかも本気で撮れる機動力のある一台。これからも期待していきたい。